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中学定期テストの勉強法~子どもの点数を伸ばしたい!

このページでは、中学生のお子さんがいる保護者向けに、定期テストの勉強法を解説します。

保護者向けですが、中学生本人が読んでも問題ありません。

[box class=”box28″ title=”関連記事”]・定期テストで平均点以下。中学生の子どもの成績をあげたい[/box]

    STEP1.勉強道具の確認

    勉強に必用なものが全て揃ってるかをチェックします。
    [list class=”li-mainbdr strong”]

    • 教科書
    • 学校で配布されたワーク・プリント
    • 授業ノート
    • テスト範囲表

    [/list]

    解答のチェック(プリント&ワーク)

    プリントやワークは、答えがないとテスト勉強で困ります。

    例えば、学校を休んだ次の日に、プリントはもらえたけど、授業にでてないので答えが分からない。。。というケースが考えられます。

    ワークの場合は、解答がない理由は「子どもがなくしなたのか」「先生がもってるからなのか」、そして先生が持ってるとしたら、テスト週間中に返してくれるのか?まで確認します。

    STEP2.テスト範囲表の使い方

    範囲表が配られたら、教科書やワークに印をつけます。
    どこから始まり、どこで終わるか、視覚化します。

    付箋を最初と最後のページにはりつけると、教材を開いてなくてもひと目で分かるのでオススメ。
    (付箋は百円均一のお店で売ってます)

    次は、教科書の目次にも印をつけます。

    付箋はテスト範囲のボリュームを視覚化することが目的でした。
    目次は単元名を確認できるので、テストにでる内容を一覧で確認できます。

    視覚化のメリットは俯瞰

    俯瞰とは、ちょっと上から物事をみる、木を1本ずつ見るのではなく空から森を見るイメージ。

    マラソン大会に出場するとしましょう。
    ほとんどの人が、本番前に、コースをマップで確認したり、実際に下見をすると思います。

    先に全体を確認しておけば、「全体に対して、今自分がどこにいるのか」という現在位置の把握。
    「ここはキツそうだから直前まで力を温存しておこう」という感じで作戦をたてられます。

     

    これはマラソンだけでなく、テスト勉強にもいえます。
    全体を把握してるから見えてくることがあります。

    付箋をつけてれば、「このままだとテストに間に合わない」という日数調節もできます。
    自分が全体に対して、どこを勉強してるかも一目でわかります。

    現在地が分からず、やみくもに目的地を探すほどツライことはありません。

     

    テスト勉強をはじめる前に単元を確認しておけば「ここは、授業でもよく分からなかったところだ(ヤバイ)」
    など問題点を事前に察知できます。

    苦手なところは勉強時間を多めに配分するとか、学校や塾の先生に質問しにいくとか、参考書を買うなど、対処法を早めに考えることができます。

     

    テスト範囲表は捨てないで

    定期テストが終わったら範囲表を捨ててしまう子がいます。
    これはNGです。

    範囲表は次回のテスト勉強に使います。
    どの学校でも範囲表は2周間前に配布されると思います。

    しかし、前回のテストがどこまでだったかが分かれば、どこから範囲になるかは分かります(どこまでかは分かりませんが)

    つまり、範囲表を保管しておけば、次回のテストで範囲表が配られる前に勉強を始められます。

    STEP3.学習計画をたてる

    「いつ勉強するのが効率が良いのか?」など時間に関しては
    以下のリンク先ページにまとめてあります。

    [card id=”432″]

    勉強場所は、どこでもかまいません。
    飽きたら、別の場所に動いてみるのも効果的です。

    [alert title=”注意”]学習習慣がない子は、同じ場所でやらせるほうが良いです。[/alert]

    勉強する場所については、以下のリンク先ページにまとめてあります。

    [card id=”485″]

    STEP4.暗記と問題演習

    学校で配られた教材で勉強する

    定期テスト勉強は、学校で配られた教材でやるのが鉄則です。

    テスト問題はそこからでる可能性が高いからです(同じ問題がでることもあります)

    学習の基本スタイルは、ノートや問題集、ワークをやりながら、常に該当する教科書のページを確認することです。

    例えば、社会科(歴史)で江戸幕府の勉強をするとしましょう。

    ノートを軽く見て、ワークやプリントの問題を解くわけですが、これで終わらないことです。
    必ず勉強した範囲の教科書は、隅から隅まで読みましょう。
    というのも、教科書に掲載されてる図や絵から出題されることもあるからです。

    成績が高い子ほど、教科書をしっかり読み込んでます。
    逆に成績が引く子ほど、教科書を読んでません。

    これは、両者の教科書を触れば一目瞭然です。(ボロボロさが違う)

    人間は、何かを覚えるときに、周辺情報もセットで記憶します。

    出題されるかもしれない図や絵をセットで見ておけば、いざテストに出題されたときに、記憶を呼び起こしやすくなるというメリットもあります。

    絵が好きな子には、英単語を覚えさせるときに、その単語がイメージできる絵を描かせるとよいです。

    右脳と左脳の両方を使って勉強すると、効果的です。

    暗記と問題演習が8、ノートまとめが2

    テスト勉強に使える時間には限りがあります。
    ノートをきれいにまとめるのに時間をかけるのは得策ではありません。

    暗記と問題演習を繰り返して知識を増やします。
    点と線でいえば、点を増やす作業です。

    はじめは用語をひたすら丸暗記するのでもokです。
    ただ、最終的には学校のワークやプリントにある問題を使いましょう。

    言葉は知ってたのに、テストではこたえられない子の多くは、問題演習不足です。

    その用語がどういう聞かれ方(出題のされ方)をするかは、ワークやプリントで演習しておけば、なんとなくても分かるものです。

    特に読解力が低い子の場合は、その場(定期テスト会場)で起点をきかせて答えることは難しいです。
    なのでパターン学習として、問題演習を必ずやらせてください。

    大事なの問題をとくことを目的にしないことです。目標はテストで使えるように用語や知識を習得することですから。

     

    回答をみながら問題用紙に赤ペンで答えを書かせてokです。
    「そうか、この言葉はこういう聞かれ方をするんだな」と学べます。

    回答を書き込んだ教材を赤シートで隠しなら2~3周させてください。(覚えるまでやりこませます)
    この時点で取り組む問題は応用題を外してokです。

     

    学校のワークやプリントは、ここは応用題だとすぐ分かる構成になってます。
    「応用」とか「ハイレベル」とか「C問題」などの表記が多い。

    知識という点が増えると、テスト範囲の内容が、ざっくり見えてきます。
    ただ、知識が体系化されてないので、応用問題に弱いという弱点があります。

     

    なので、ある程度の点が増えた時点で、ノートを作って体系的に知識の整理をする
    つまり、点を結んで線にするのが一番効率がよい勉強法になります。

    ※暗記が目的で、用語の確認用ノートをテスト勉強の初期段階で作るのは問題ありません。
    ここで指摘してるのは、ノートまとめを目的に丁寧に作り込むのは、コスパが悪いということです。

    [box class=”box28″ title=”あわせて読みたい”]

    [/box]

    STEP5.ノートまとめ

    ある程度の知識を習得したら、ノートまとめに入ります。

    このSTEPでの目的は2つです。

    [list class=”li-mainbdr strong”]

    • 覚えていない、苦手な項目をリスト化(弱点ノート)
    • 知識を体系化して応用題に備える(体系化ノート)

    [/list]

    弱点ノート

    暗記や問題演習を繰り返しても、どうしても覚えられない項目は必ずあります。

    それらをノートにリスト化するのです。

    ここでは「弱点ノート」と呼ぶことにします。
    弱点ノートを作るメリットは、暗記の効率化と精神安定です。

    STEP4は、知識が増加してる間は良いのですが、成長がとまると急に不安が襲ってきます。

    どうしても忘れてしまう用語や問題というのは必ず存在します。
    弱点ノートはそれらをまとめてしまい、それだけを繰り返し覚えるために使います。

    例えば「dictionary」という英単語を、STEP4で何度もつまづいたとしましょう。

    STEP4だと、何周も教材を繰り返すので「dictionary」に出くわす頻度は低くなります。
    なのでSTEP5では、弱点ノートを作り、それだけを集中して暗記させます。

    ※STEP5をやってる間に、STEP4を忘れてしまっては意味がありません。
    なのでSTEP4とSTEP5は並行してください。

    弱点ノートは、試験当日にも使えます。

    試験が始まる前の休み時間、トイレ休憩をしたら、弱点ノートを確認します。

    ノートのなかでも、覚えが一番悪いものを数点しぼって、試験直前まで確認。
    試験がはじまったら、その覚えたものを用紙に書き込んでしまうのです。

    この方法は、絶対テストに出そうな知識、かつ覚えきれてないもの、もしくは怪しいものに対して有効です。

    マニアックな知識は、この方法をとっても出題されない可能性が高くなりますので
    そこはケースバイケースです。

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    [kanren id=”2463″]

    体系化ノート

    一定の知識が増えたら、一度体系化したほうが覚えやすくなります。
    さらに、知識が強固なものになれば、応用題にも強くなります。

    メリット1.暗記の助けになる

    例えば、「日清戦争が1894年」「日露戦争が1904年」「第一次世界大戦が1914年」と各戦争ごとに名前と年号を覚えたとします。

    これを一気に並べてみると、10年ごとに戦争が起きてることがわかります。
    つまり、3つのうちいずれかの年号を忘れても、日清⇒日露⇒第一次~という順番さえ分かれば、年号は計算で出せるというわけです。

    メリット2.応用力がつく

    「日清戦争」「日露戦争」「日英同盟」の並べかえ問題がでたとします。
    年号を覚えていれば一発で「日清戦争(1894)」「日英同盟(1902)」「日露戦争(1904)」と回答できます。

    日英同盟までは年号を覚えてない人も多いでしょうしから、ここでは年号を全く覚えてないと仮定してみます。

    朝鮮半島をねらった第一ラウンドが、中国(清)と日本との戦いが「日清戦争」
    勝利した日本は、遼東半島をゲットするわけですが、ロシアをはじめ大国に邪魔されます(三国干渉)

    なくなく遼東半島は変換するわけですが、ロシアへの不満が残った戦争でした。
    第二ランドは、10年後、日本とロシアになるわけです(日露戦争)

    この流れさせおさえれば「日清戦争⇒日露戦争」という流れは問題ないでしょう。
    次に「日英同盟」ですが、双方が同盟を結ぶメリットを考えてみます。

    [box class=”box18″]

    イギリス:南下政策を推し進めるロシアの動きが気になる

    日本:大国ロシアと戦う前に、後ろ盾がほしい。

    [/box]

    このポイントさえ、おさえてれば日露戦争前だということが分かります。

    朝鮮半島をめぐる戦いの第一ラウンドで中国(清)は敗退してますので、日清戦争後だということも想像がつきます。
    ※清の朝鮮半島内の動きが低下したので、ロシアの南下政策は加速するわけなので

    これが知識を体系化するということです。
    別に上のように、ことこかまくノートに書かなくて良いです。

    流れが分かるポイントをまとめればokです。

    まとめるさいは、各教科ともに、教科書や学校のノートを利用すると良いでしょう。
    知識がない状態だときついですが、ある程度の用語を暗記してれば、読もうと思えばできないことではありません。

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