定期テストで平均点以下。中学生の子どもの成績をあげたい

定期テスト(期末考査)で平均点に届かない中学生のお子さんがいる保護者向けの記事です。

どのような対策すれば、子どもが平均点をとれるようになるのか?

個別指導15年の経験をふまえて、保護者がやるべきポイントを解説します。

「定期テストで30点以下」「30点<平均点」の2パターンにわけて話します。

定期テストで30点以下の子どもへの対処法

中学の成績だと1や2が多いと思います。

勉強全体。もしくは苦手な教科に対し「やる気」がない子が多いです。

保護者があれこれ言っても、なにせ本人にやる気がないので、虚しくて。。。という人も多いと思います。

このタイプは、「しぼって成功させる作戦」が有効です。

「テストで30点以上をとる」などの目標を掲げて勉強させる方法は、あまり効果がありません。正確にいうと「やるのが早すぎる」のです。

現時点で、子どものプライドは相当傷つけられてます。「自分はダメな人間だと」と勉強に対してマイナス的なイメージをたくさん持ってます。

では、正しい勉強法を教えれば良いのか?

あながち間違いではありませんが、やり方を間違えると全然効果がありません。

たしかに、テストで点がとれない理由は、子どもが勉強の仕方を知らないから。。。というのは理由になりえます。

ただ、方法を教えたとしても、やる気が続かないと思います。

なぜなら知らないことが多すぎるからです。中学の定期テストで30点以下ということは、小学校で習う知識も理解できてません。

これでは、勉強するたびに自分のダメっぷりと戦わなくてはなりません。

定期テストで30点以下の子に、今必要なのは「目標」でも「勉強法」でもありません。

「自信」です。もっと具体的にいえば「成功体験」です。

なんでも良いです。本人が「やった!」と思える成功体験の場を作ってください。

そのさいは、成功できるであろうステージを保護者が用意することです。

・長期休みあけの確認テスト

・教科者や単元を徹底的にしぼって、これだけは完璧!というモノを作る

この2点が有効です。

地域によると思いますが、多くの学校では夏休み、冬休み中に漢字や英単語の暗記を宿題にだして、休み明けにテストします。

漢字や英単語を暗記しておけば点数がとれます。

もし、子どもが通ってる中学校で実施してるなら、このテストで満点をとらせてください。

このときのポイントは欲張らないことです。

何でもよいから成功体験をつませること。

英語が苦手なら単語を覚えるよりも漢字だけやらせたほうが良いかもしれません。

まずは一点集中させること。

もちろん、長期休みはいろいろな復習をさせたいでしょう。

しかし、あれもこれもやらせても、集中力が続きません。

それなら、今年の夏休みは、漢字テストに全てをかける
と覚悟をきめて、何が何でも満点をとらせるするべきです。

定期テストで平均点がとれない、30点にも届かない、、、そんな子どもに、やればできるんだという成功体験をあたえてください。

もし暗記テストを実施してないなら、教科や単元をしぼって、特訓してください。

ここでも「欲張らない」ことが重要です。そしてレベルにこだわらないこと。

例えば数学の計算問題を徹底的にやらせるのでも良いでしょう。

中3の子どもが、中3の内容で厳しいなら、中2にもどる、それでダメなら中1にもどる、
それでもダメなら小学校に戻る

ちょっとしたミスをなおせば大丈夫なら、子供の現在の学年を課題にする。復習することが多すぎる場合は、迷わず前学年にもどる。

この考え方が大事です。

「そんなこといってたら時間がなくなるでしょう」と焦るかもしれません。

保護者はぐっとこらえないといけません。「もう時間がないんだよ」と言いたいかもしれませんが、がまんして、「今はこれをじっくりやろう。焦らなくていいんだよ」と子供を安心させること。

何かできることが増えれば、次もがんばれます。

それを繰り返していけば、やがて大きな力になります。

学習の効果は「たし算」ではありません。

それなら、やった分だけ効果がでないとおかしいわけです。

学習の効果は相乗的に伸びるもの。

はじめはなにをやっても、大きな効果は見られないけど、あるときを境に大きく変化するのが学習効果です。

この効果を得るためには、最低でも「勉強を続ける」ことが必要です。

定期テストで平均点以下、しかも30点以下の子には、勉強を続けるために「自信」をあたえてほしいのです。

・自分は、図形や証明は苦手だけれども、計算ならできる!

・英文法は全然わからないけれども、中学で習う英単語の意味は全部知ってる

・社会科の歴史は全体的に嫌いだけれど、戦国時代だけは好き。

・理科の計算は苦手だけれども、用語は全部暗記した。

・文章読解は無理だけれども、漢字の読み書きなら答えられる

現時点ではこれでいいのです。

それが、今の彼、彼女を支えてくれます。支えがあれば、次なる挑戦(勉強)が必ずできます。

はじめの一歩は、焦らずじっくり、しぼってトライさせてください。

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定期テストで「30点<平均点」の子どもへの対処法

定期テスト(期末テスト)で30点以上、平均点以下の子は、中学の成績で3が多いと思います。

このタイプの子どもに必要なのは、「徹底的な繰り返し」です。

スケジュールも含めた勉強法の修正よりも先に、「繰り返す」ことの重要性を学ばせるべきです。

テスト勉強に利用してる教材があると思います。

教科書、ワーク、プリント、通信教材、塾のテキスト、、、何でも良いです。

現時点で気にするべきは、何を使ってるかよりも、どれだけ徹底して使い込んでるかです。

ここでは「学校のワーク」をテスト勉強に利用してるとしましょう。

子どもがどのように使ってるかを保護者は確認してください。

・テスト範囲がでたら、該当ページを1回といて丸付けしで終わり。


テストで平均点以下、成績で3が多い子の典型的な学習法です。

これは勉強というより、作業です。

先生がワークのチェックをするから、かっこうをつけたという感じで、テストで点数をとるための勉強にはなってません。

改善ポイントとしては

・間違えた問題は、なぜ解けないかの分析&理解

・1回といただけでは不十分。次できるとは限らない

ワークの提出義務がないなら、直接書かずにノートにやれば
何回でもとけます。

ワーク提出があるなら、書き込む前にコンビニでコピーする手もあるし、

書き込んだ部分を紙で隠して解きなおすこともできます。

入試ではありえませんが、中学の定期テストであれば
ワークと同じ問題がでることも珍しくありません。

もちろん、同じ問題がでないとしても
ワークを繰り返しといて自分のものにする意味はあります。

なぜなら学校でわたされるワークは教科書準拠だからです。

教科書でおさえておいてほしいポイントがまとめたのがワークですから。

英語のワークなら、並べかえ問題がテストでは、穴埋め問題にとして
でるかもしれません。

もしくは和訳問題、英作問題になるかもしれませ。

いかなるパターンでこられても大丈夫なように、ワークの問題を作り変えて
ときなおすのも繰り返しのひとつです。

今回は学校のワークを例にしました。子どもが教材をどのぐらいやりこんでるのかを
チェックしてみてください。

平均点以下の子は、明らかにやりこむ回数が少ない傾向があります。

繰り返してるとしても、成績の良い子と同じ回数をやっても勝てないということも伝えてください。

中学レベルのテストで才能は関係ないのですが、記憶の残り方にはセンスがあることは間違いないです。

成績のよい子が、2回やれば覚えるとしても、平均点をとれない子が真似しても同じようにはいきません。

人の2倍、3倍努力しないと自分は覚えられない
という自覚をもたせることはとても大事です。

とても残酷なことかもしれませんが、真実です。

早くそれに気づかせてあげれば、それだけ挽回のチャンスは増えます。

才能がないから○○ちゃんはかなわないのよ
よ言ってくださいとは言ってません。

無理にライバルを作ってくださいとも言ってません。

大事なのは、今のあなたのやり方では、足りないということを伝えてほしいのです。

勉強法がどうのこうの、教材が悪いかどうか、そんなことよりも、1冊を徹底的に繰返し、そして使い込むことを覚えさせてください。

平均点以下の子どもに塾や家庭教師は有効か?

基本的には、家でなんとかできないかを模索しつつ
どうしてもダメな場合はプロの手も借りる
というのがオススメです。

中学の定期テストで30点いかないなら、子どもの現状にあわせてくれる塾や家庭教師なら役立つかもしれません。
少なくとも集団塾は向いてません。

個別指導塾、家庭教師にしてもコマ数で料金が決まりますので、コスパは悪くなると思います。

子どもの勉強を見てあげる時間がない

勉強を教えるとイライラして怒ってしまう

反抗期で口も聞いてくれない

こういう場合は、塾や家庭教師に任せるのもひとつの手かもしれません。

ただ、任せたから安心ということはありません。

お金をかけてるわりには、思ったほど結果がでないことにも、目をつむらないといけないかもしれません。(そういう意味ではイライラするかも)

塾や家庭教師を選んだ場合は、子どもが楽しそうかどうかで判断してください。

塾に行くのは別に苦ではなさそう
というのであれば、まずは第一ステップとしては合格です。

30点以上、平均点以下の子は、塾や家庭教師を検討する前に、上記にまとめた内容をチェックして、繰り返しやらせてみてください。

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