問題集の選び方。中学生の子どもに何を買えばよいかを教えます

中学生の家庭学習に必要な問題集の選び方を解説します。

どんな教材を子どもに準備すれば良いかを悩んでる保護者向けの記事です。

個別指導で15年務めた経験から、中学生にピッタリの選び方を教えます。

ふだん使いは「教科書準拠の問題集」を選ぶ

ふだんの勉強で使うのは教科書準拠が良いですよ。

学校で習った内容を習得するために使います。

 

はじめて習う内容は、学校の授業と組み合わせて家庭学習するのが効率的です。

なので、中学校の授業で使用してる教科書にあわせた問題集を選びましょう。

同じ問題を何度も繰り返して、力試しとして別の問題をやりたいなら、準拠以外でもokですが、おそらくそこまでやる時間のゆとりはないかと思います。(部活をやってる子どもが特に)

 

問題集を本屋さんで買う必要はありません!

学校から配布されてるワーク(教科書準拠)があれば、それで十分です。

書き込んでしまうと、答えが見えてしまうので別の教科書準拠の教材がほしくなるかもしれません。

悪いことではありませんが、「学校のワークほど役立つ教材はない」ということを忘れないでください。

理由は中学校の定期テストの範囲になるからです。先生によってはサービス問題として、ワークから同じ問題をだすこともあります。

もしくは文法の解説に使われてる例文を問題にする人もいます。学校のワークは、答えを書き込んで丸付けして終わりでは、もったいないです。

具体的な使い方は、別記事で紹介します。

 

学校のワーク以外で、サブとして準拠問題集が必要であれば、本屋さんで準備してください。

お住いの地域の中学は採択してる教科書にあわせた準拠問題集が書店においてます。ただ大きい書店だと、それ以外もおいてることもあります。

なので購入するさいは、子どもが持ってる教科書を事前に確認しておきましょう。(書店の人にきけば調べてくれますけど)

教科書準拠の問題集は、それほどメーカーの差はないので、何でも良いです。2択もしくは3択ぐらいしかありません。

「○○推薦」みたいな帯があれば、その教材を選んでおけば間違いありません。
※○○には、人名ではなく、その地域で模試を主催する会社名が入ることが多いです。

 

長期休みには「準拠以外の問題集」を選ぶ

春休み、夏休み、冬休みの勉強には、教科書準拠でない問題集のほうが使いやすいです。

長期休みに、どういう目標を掲げるかで違ってきます。

例えば春休みのように1週間程度しかない場合は、広く浅い問題集を一通りやる。

そのなかで苦手分野をあぶりだすのが有効です。「薄い」というのがポイント。

夏休みは、まとまった時間がとれます。苦手分野を徹底的に勉強したい!入試に近い問題をやってみたい!このように個人差がでてきます。

 

教科書準拠の問題集は、どのメーカーも大差がなく一定の厚さです。

薄い問題集がほしいとか、一定の分野だけの問題が多いとか、応用題だけ集めてるとか、幅広い用途に対応してません。
逆に準拠以外の問題集はメーカーが多く、さまざまな用途にあった問題集がみつかります。

 

ちなみに、ふだん使いしてる教科書準拠の問題集を、長期休に使ってもかまいません。

何回も同じ問題をとくことは大事です。学年があがるにつれて、全学年の復習も必要になりますので、問題集を捨てないように注意してください。

最初に書いたとおり、子どもの用途にあわせた方法はとりづらいので、そこは覚悟が必要です。

 

問題集を何冊も買うのは悪いことか?

内申点ねらい、つまり中学校の定期考査で良い点数をとるためなら、1冊の問題集を繰り返すことが有効です。

あれもこれもと手を出すのはおすすめしません。

成績の良い子ほど、つかってる教材の数は少ないものです。

逆に復習や高校入試対策になると、問題集が増えるのは仕方ないかなと考えてます。

その時点で子どもに必要な問題集は変わるということです。

日々成長しますから、中2の夏と冬では、学力自体が違うかもしれないし、志望校が変わってるかもしれません。

もちろん1冊を繰り返すことの重要性は、ふだんでも長期休みでは変わりません。

 

極論をいえば、教科書、ワーク、そして高校入試の過去問さえあればトップの公立高校にも対応できます。

前提として春、夏、冬、模試を受けること。そして復習を何度もして100%理解してること。

ただ、ボロボロになるまで使い込むような子じゃないと難しいです。

※塾に通わなくても模試は受けられます。できれば遅くとも小5から模試は受けてください。

ただ問題を解くだけでなく、別の角度から出題されたら。。。と考えてみるとかまでの考察が必要。

そこまでできる子は少ないので、似た内容だとしても、その時期の子どもの学力や目的にあわせて買い与えてやらせるのが妥当なケースもあります。

1冊を何度もやるのが王道だとしても、それを自分の子どもに押し付けてもあわないことが多いことに注意してください。(王道を試してみることは悪くありませんよ)

そこは柔軟に対応するべきかと思います。

 

この考えの例外は一問一答形式の問題集です。

何冊ももつ必要はありません。

1冊準備したら、それを何度もくり返しやったほうが良いです。