【苦手意識】中学生が自分で心のブレーキを外す方法[思考法]


中学生の勉強をジャマする「苦手意識」

ふだんの勉強、テスト勉強、受験勉強、どの勉強を始めるにしても一番先に取り組むべき部分です。

苦手意識があると、勉強への気持ちが後ろ向きになります。

このページでは、中学生本人、子どもがいる保護者に向けて、効率良く勉強するためにマインドセット法を解説します。

結論:「苦手意識」は思い込み⇒捨てる

個別指導15年の経験からいうと、中学生が「苦手」だと思ってる8割は思い込み

例えば、、、

  • 先生の授業が下手すぎ
  • 親や教師の洗脳
  • 勉強法を間違えた
  • 勉強せずにテストを受けてひどい点をとった


本当はできるかもしれないのに、
なんとなく自分は「○○が苦手」と思いこんでるケースがあります。

先生の授業が下手すぎ

たまたま新任の先生、もしくは教育実習生の授業を受けて理解できなかった。
これは、本人が悪いのではなく、下手な説明しかできない教師の責任です。

親や教師の洗脳

小学生のころから親や教師の言葉に洗脳され続けて「苦手意識」を持ってる子も多いです。

例えば、「女のは算数が苦手だからね。。。」と親や教師が言ったとします。
何気ない一言だったんだけれども、ずーと頭に残ってしまった。

算数で悪い点をとったときは、それを理由にして、本気で克服しようとしなかった。
そんなケースです。

塾の入塾面談は親子でする場合が多いです。

「この子は小学生のころから算数が苦手で、、、」みたいな感じで話す保護者が多いです。

おそらく、小さいころから、言われ続けてきたと思います。

ただ、具体的な点数や、どの単元が、、という話になると???になるんですね。

つまり、細かいことは覚えてないけれども、「この子は○○が苦手」とざっくり話すんです。
そのせいで、子ども自身も、経過は覚えてないけれども「苦手だ」と思い込んでいるわけです。

勉強法を間違えた

数学は積み上げ教科と言われてます。

前に習ってる内容を知ってる前提で授業が進むことが多い。

仮に、中学1年生で「反比例」を習ったとき、出来なかったとしましょう。

このときやりがちなのは、反比例の問題を何個もやることです。

たしかに、練習不足で問題がとけないこともあります。

ただ、別の理由で解けなかった可能性もあります。

それは、前に習ってる内容を十分理解しきれないまま、新しい定理を習ってしまった
というケース。

例えば、反比例であれば、小学校で習う「分数」を理解できてないと、問題はとけません。

反比例の問題をたくさん解いたのに、自分はできるようにならなかった。。。

「反比例は苦手」、、、その思い込みが度をこえると「数学が苦手」となってしまいます。

新しく学ぶ定理を理解できない原因分析を間違えたから出来なかっただけなのにです。

勉強せずにテストを受けてひどい点をとった

何かしらの理由でテスト勉強せずに、悪い点をとったとします。

苦手意識を持ちやすい子は、途中に何があったかをほぼ忘れてます。

ただ、点数が悪かったのをなんとく覚えてるだけ(正確な点数も言えません)

もしかしたら、失恋してテスト勉強に集中できなかっただけかもしれません。

やる気が全然でなかっただけかもしれません。

苦手意識を消す方法

苦手だと思ってることを全て紙に書き出す

無意識に「苦手」と思い込んでるものが一番やっかいです。

なので、全て脳から紙にだしきってください。

次に、書き出したリストを眺めて、自分はこんな苦手意識を持ってるんだなと
確認してください。
これは「苦手意識」を認識させるためにやります。

苦手に対してポジティブな出来事を思い出す

これは中学だけでなく小学生時代など古い過去も含めてかまいません。

見つかったら、「自分は○○が苦手だと思ってるけれども、こういう良いこともあったんだよね」と思ってください。周りに誰もいなければ、声にだすと効果的です。

「苦手」は思い込みでしかないと言いましたが、マイナスの気持ちをいきなりゼロにできるほど脳を器用に動かすのは難しいです。

まずは、プラスの要素を追加して、少しでもゼロに気持ちを持っていこうとするだけでokです。

ここでは、マイナスをゼロにすることが目的なのではなく、マイナスのままでも良いからゼロの方向に動くことが大事です。

「数学が苦手」という思ってる人は、教科書の目次を開いてみてください。

そして、「これなら自分もできるよ」「これなら自分もできるかも」「ここだけはテストの点は良かったよ」

とポジティブな情報を探してみてください。

最初に言いましたが、苦手意識を持ってる子は、アバウトすぎます。

正確なテストの点数、その点をとった原因もも覚えてないのに、「苦手」ときめつけてます。

まずは、過去の自分と話をしてください。

あいまいになってる部分を、はっきりさせて紙に書き出してみましょう。

コップの水の話

勉強とは、コップに水をためる作業だとお考えください。
コップの下におぼんをしきます。

水道のじゃぐちから水がでてきてコップにたまっていきます。

水がコップいっぱいになったら、あふれだして、今度はおぼんに水がたまります。

このあふれた部分が、テストの点数です。

じゃくちから水が勢いよく出る子もいれば、そうでない子もいます。

でも勉強してれば、ポタポタ水はたれてきます。

先生の話を1回きけばすぐ分かる子、分からない子
この能力差があるのは事実です。

ただ、1回聞いて分からないから
自分はダメだと悲しむ必要はありません。

大事なのは、その能力差をみとめ
じゃあ、自分はどうしたらいいの?
と真面目に考える。

能力の高い子は、
だまってても水が勢いよく流れだしてきます。

ただ、自分はそうはいかない
じゃあ、どうすればよいのか?

もうお分かりですね?
ポタポタと水をため続けるしかありません。

継続大事:能力差をひっくり返すには、時間を見方にするしかない

1日にためられる量は少ないです。
でも、あきらめずに続けていれば水はたまるんです。

はじめはつらいかもしれません。

なぜなら、コップに全然水がたまらないからです。

勉強を続けていてもテストの点数は上がらないこともあるでしょう。

でも、そこであきらめずに水をポタポタとため続ける。
やがてコップいっぱいになった水はどうなりますか?

そうです、
コップからあふれ、下のおぼんに
たまり始めます。

ここからアナタの反撃がはじまります。
勉強の成果が目にみえる形で
つまりテストの点数が上がり続けます。

今、あなたが塾に行ってるのかどうか分かりません。
仮に塾にいってないとしましょう。

塾に行ったら成績がみるみる上がる↑
そんなイメージがあるかもしれません。

たしかに、点数が上がる塾もありますが
みんなが上がるわけではないし
全ての塾が上がるわけではありません。

塾には魔法はないんです。

さっき話した、コップの水
塾でも同じことをやってるんです。

あきらめかけてる子に、
もう少しだから頑張ろうと
励まし続ける

だから、成績が上がるだけの話なんです。

みんな、最初からあきらめてたり
頑張っても結果がでないとすぐやめてしまったり。

わたしは、アナタに塾にいきましょう
と言ってるのではありません。

今日、はなしたコップの水を常に意識してほしいのです。

そうすれば、自分で自分をはげまし続けることができます。

  • 能力不足を補うには、継続的に勉強するしかない
  • 「苦手意識」があると、勉強に気持ちが向かない&続かない
  • 勉強法よりも、心のブレーキを外すのが先

苦手意識を捨てて、コップに水をためよう

人間はなにかやるぞと決めたときに、必ず「できない理由」を探します。

これは、脳の仕組み上しかたないことです。

そのできない理由のなかで中学生に多いのが「苦手意識」なんです。

自分はできない
前に勉強したけれどもダメだった

そんなのは全部思い込みだと思って捨ててください。
そして新しい自分にチャレンジしてください。

今日ふみだした一歩は、
コップに水滴をひとつたらすだけかもしれません。

ただ、違う見方をしてみてください。

すでにコップには水がいっぱい。
一滴の水がたれて、お盆にあふれだした。

コップにたまった水滴

コップの水をお盆にあふれさせた一滴

どちらも同じ一滴です。

一滴、一滴を大事にしてください。
その積み重ねでしか大きな成果はえられません。

苦手意識を消して、新しいチャレンジをはじめ

あきらめそうになったときも、苦手だと思わず正しい勉強法を継続してください!