中学生には塾か通信教育か?どちらが良いか悩んでる保護者へ

定期テスト(期末考査や中間考査)で良い点数がとれない、国語、社会、数学、理科、英語の成績が良くない、、、。
何か手を打たないとヤバイと焦りますよね。

塾に通わせるべき?
それとも通信教育かな?

個別指導15年の経験をふまえながら、保護者の悩み「塾と通信教育」について解説します。

インターネットの進歩で塾だけが選択肢の時代は終わった

10年前なら成績が悪い、伸び悩んでいる中学生の選択肢は「塾に通う」だけでした。
通信教育だと、3日坊主に終わり教材ばかりが家に届いて終わりというパターンになりがちだったからです。

しかし、タブレット教材が導入され、「通信教育」も選択肢として入れてよい時代となりました。

 

「塾」と「通信教育」、それぞれのメリット、デメリットがあります。

塾と通信教育では、費用が圧倒的に違います。
形態(集団か個別)や受講教科数にもよりますが、塾は2~3万/月かかります。

通信教育は5千円前後です。

 

塾vs通信教育:子どもの勉強の管理

紙媒体だけだったころの通信教育の最大の弱点は、「子どもの勉強の管理」が行き届かないことにありました。

どこまで教材をやってるのか、理解度はどうなのか、保護者ほうにはさっぱり分かりません。
調べてみたら、全然やってなかった。。と怒られたことがある人もいるかもしれません。

今の通信教育なら、タブレット式なら勉強の進捗状況が保護者にも分かります。

塾vs通信教育:テストの点数をあげる仕組み

ここまでは「親の視点」でしたが、次は「子供の視点」にいきましょう。

テスト直前までに、理解してない内容を極力減らす、これが点数アップの秘訣です!
そのために必要なのは「復習」、できるまで繰り返しやることです。

個別指導塾の場合は、理解できてないことは繰り返し復習しますので、子どもは講師の指示通りに勉強すれば良いだけです。
昔の通信教育は、「できない単元を繰り返し勉強させる」という部分が不得意でした。

子供の理解度の把握、必要な復習問題をタイムリーに準備することは、技術的に不可能でした。
なので、テスト前になると大量の問題集が送られてきて、子供はそれを解くしかありませんでした。

成績のよい子、勉強が好きな子ならそれでも対応できたでしょう。
しかし、勉強が不得意な子は、問題を投げ出したり、解くことが目的になってしまい、理解するレベルまでいかないうちに期末テスト当日を迎えた子も少なくないはず。

それが今なら、子供の理解度に応じて学習内容を計画し、テスト勉強させられます。

 

勉強時間を確保できるなら、通信教育のほうが有利

塾と通信教育のメリット、デメリットを考えるとき、「時間」がキーワードになります。

塾、特に個別指導の弱点は、「時間が足りない」ことです。

もちろんテスト前や長期休みに増コマすることはできます。
しかし、追加料金がかかりますので、財布との相談になります。

つまり、行き届いたサービスをうけるには、それなりのお金が必要になる。
授業時間を増やせば授業料も増えるのがデメリットです。

英語と数学を週に1回のペースで授業する場合、個人差はありますがテストまでの授業時間がギリギリです。

成績が4や5の子であれば、ポイントを授業で説明して宿題でカバーすることも容易です。

ただ、成績が3以下になると、宿題の量でカバーするのは厳しい場面が多くなります。知識の欠損が多すぎるため。

塾にある問題集、テキストは、講師が説明する前提で作られてるものが多く、自学自習タイプを想定したものは少ないです。

子供が自分だけで勉強するという前提でいくと、教材の充実度は通信教育のほうが圧倒的に優れてます。
※最近はトライのような、自学自習を想定した教材を開発してる個別塾もでてきました。まだまだ少ないのが現状です。

時間さえ増やしてもらえれば、分かるまで説明できるけれども、増コマ提案が通らないと何もできない。

これが個別指導塾、全てとはいいませんが、悩みの種です。

 

いっぽう通信教育のデメリットは、塾よりも勉強の効率性が劣ることです。

たしかにタブレット教材の導入で、紙媒体だけのころよりも、それぞれの子供にあった教育が可能になりました。

しかし、それでも個別指導にはかないません。
例えばその子の趣味嗜好に応じた勉強の教え方まではできません。

効率性で劣るという通信教育のデメリットを埋めるには、「時間」という代償を払う覚悟があるかにかかってます。

つまり、塾が3分で教えることを、通信教育では6分かかる。
この差、3分を許容できるかということです。

こういう話し方をすると、塾をすすめてるように聞こえるかもしれませんが、そんなことはありません。

家でちゃんと勉強できる子なら、通信教育は十分選択肢になりますよと言いたいだけです。

子供のころ通信教育に挫折した。。。という苦いご経験をお持ちの保護者でも、今は時代が違いますので、安心してください。

 

「勉強時間を確保できるなら、通信教育のほうが有利」という結論になります。

しかし、わたしは通信教育にこだわってるわけではありません。
今回のテーマが「塾と通信教育の比較」だから、そのように言ってるだけです。

参考リンク:
塾に通わず高校受験|自宅学習で合格させたい親がやるべきこと

教科書や学校で配布されるワーク、あとは必要に応じて教科書準拠のテキストがあれば、通信教育がなくても問題ないと思ってます。

参考リンク:
中学生に教科書ガイドは必要か?買うべきか悩む保護者へ

いかに勉強する習慣をつくれるか、そこだけです。
働いてる保護者の場合は、子供の勉強の管理も難しいというケースもあると思います。

そういう場合は、通信教育があれば管理しやすいですし、子供のほうも、用意される教材をこなしていくだけという気楽さがあるので勉強を続けやすいのではないかと思います。

学習塾の現状について

家で勉強できる子なら、効率性という視点では劣るけれども、通信教育のほうが有利という話しをしました。
ここからは個別指導塾の話しです。

これまでの話にはある前提があります。それは、まともな塾なら。。。という条件です。
今は学習塾が乱立する時代です。

コンビニや美容院と同じくらい、歩いてると目にする地域が多いと思います。
学習塾の公式サイトをみると「○○に新規開講!」と景気のよい文字が並んでますが、ひっそりと閉校してる店舗がたくさんあります。

家庭の聖域と言われた教育費が減少され低価格帯の塾の出現、、そしてフランチャイズビジネスで加速してる出店ラッシュ。

この結果、塾の質が低下してきました。
あくまでも平均値の話ですが。

なので、当たりの塾に出会えるかどうか、ここがポイントになってきます。

名前や知名度で塾は選ばない!教室に足を運んで目で確かめる

ここで個別指導塾選びのコツをご紹介しましょう。

インターネットで「塾名+口コミ」と検索すれば、いろいろ情報は集められると思います。

ただ、ここで大事なのは「同じ会社でも、支店が違えば全然評判がちがう」ということです。

これは同じフランチャイズビジネスでもコンビニと違うところです。
東京と北海道のセブンイレブン、受けられるサービス、質が全然違うということはありません。

なぜならフランチャイズビジネスは、全国共通、同じサービスを提供するのが鉄則だからです。

しかし、個別指導塾では必ずしもそうはなりません。
なぜなら、塾の商品、顔は「講師」であり、それを管理、指導する「教室長」だからです。

塾にも全国共通のマニュアルはありますが、それだけで対応できないことが多いわけです。
教室長や講師の質を均一化することは難しく、ゆえに当たり外れが激しいともいえます。

もちろん最低限のモラルは守られてるので安心してください。
ただ、それ以上を求めるなら、名前や知名度で塾を選ぶのではなく、教室の雰囲気や教室長、講師を実際に見るまではわからないと思っていたほうが良いです。

そういう意味では主婦ネットといわれる、ママ友の話はとても参考になります。

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