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中学校のワークの使い方|親子で成績をあげるアイデア

学校のワークの使い方しだいで子どもの成績は違ってきます。

中学生の子どもがいる保護者に向けて、効果的な使い方(繰り返しやる方法)をご紹介します。

このページで解説する「ワーク」とは学校で配布される教科書準拠の問題集を指します。

本屋で入手できる準拠教材「教科書ワーク」「教科書トレーニング」については、以下のリンク先ページを参考にしてください。

 

・「教科書ワーク」と「教科書トレーニング」

どちらも教科書準拠問題集ですが、メーカーが違います。各教科ともにオススメは「教科書トレーニング」です。

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学校のワークの使い方

授業の進度にあわせてワークをすすめのが原則です。(1回目)

中学校で配布されるワークは、教科書準拠のはずです。

ワークには教科書の何ページの内容かが明記されていますので、それをみれば対応問題がすぐ分ります。

 

ワークの使い方で一番重要なのは、答えを書き込まないことです。
※学校の先生から指示があった場合は書き込んでください。

じゃあ、答えはどこに書くべきか?

いらない紙の裏でもノートでもかまいません。

解くことが重要であり、きれいにまとめる必要はありません。

原則、ワークには答えは書かないのですが解いた問題には必ず印と日付を入れさせましょう!
そうすることで、その問題を何回といたかが分ります。

解いたあとを視覚化することで、自信につながります。
メンタルが弱い子には非常に効果があります。

  • 解答が手元にある場合は、一発で○がついたら丸印
  • 間違えてから解説をみて理解したら△印
  • 解説をみても分からないものにはバツ印

をつけさせてください。

バツ印がついたものを、そのままにせず何かしらの形で解決させてください。

学校の先生に質問させるのが一番よいです。

塾に通ってる場合は、そちらでもかまいません。(ただし、塾で使う教材以外の質問を受け付けてくれるかを保護者が事前に確認しておく必要はあります)

 

学校のワークを解く2回目のタイミングの話をします。

問題をといた1ヶ月後にやってください。

「○がついたものは飛ばす」ということは絶対にしないでください。

学校で授業を受けた直後だから○がついたという可能性もあるからです。

時間がないなら○を飛ばして△とバツだけでもokですが、原則は全てを解かせてください。

 

1回目と同様に印と日付をいれます。

バツ印はそのままにせず、質問して消化してください。

学校のワークを解く3回目のタイミングの話をします。

これはテスト1ヶ月前です。

ここまでくると、解いた問題数が増えているので全てやると時間がかかります。

なので△とバツにしぼって回答させます。

 

4回目はテスト2週間前です。学校によってはテスト日にワーク提出があります。

なのでこの時点でワークに書き込んでもok。(ワーク提出がない学校は書き込まない。)

英語のワークの効果的な使い方

英語は3回目と4回目の間に、自分で問題を作ってみましょう

 

「英単語の並べ替えの問題」を「穴埋め問題」に変更して、同じ文章で出題する先生もいます。

英語の場合は、出題形式が変わると同じ文章でも間違ってしまうケースがあります。

理屈ではなく答えを覚えてしまっている子どもです(これが成績でいう4と5の差です)

 

もちろん答えを暗記してしまうまで繰り返した努力は賞賛に値します。

ただ、4止まりでなく5を目指してほしいですし、定期テストだけでなく高校入試にも役立つ知識にまで昇華したいものです。

 

ここで英語のテストで考えられる形式をリストアップします。

 

  • 穴埋め
  • 並べ替え
  • 英語⇒日本語
  • 日本語⇒英語

この4つが定期テストの基本形式です。

さらに、英文の間違い探しなどもあります。

ひとつの問題で4パターンが対応できるように準備させます。

英語のワークは右上に、例文と説明つきでポイントが掲載されています。

そこから問題をだす先生もいるので、例文も基本4パターンで暗記するまで
解かせてください。

 

こう書くと、じゃあ例文を暗記させればいいんじゃないの?
と思うかもしれません。

そのとおりで、暗記できれば一番良いです。

ただ、暗記が苦手な子には、それが苦痛でしかありません。

ならば暗記してと言わず、問題としてくり返し解いて
結果的に例文を覚えた♪とするほうが現実的です。

 

学校のワークは受験勉強にも使える

学校のワークは教科書準拠ですから、公立高校の入試にも対応できます。

なのでテストが終わっても使いみちはあります。

春休みや夏休み、冬休みにもう一度解かせるのです。

テストまでに4回きちんとこなした子は、続けて5回目、6回目として学校のワークで勉強させてください。

例えば中3の夏休みであれば、中1と中2のワークの△とバツの問題を解く感じです。時間がたつほど忘れますので、もう一度最初からとかせるのでもかまいません。

 

学校で渡されるワークは市販されていません。

解答を含めてなくさないように注意してください。

 

どうしても書き込みしないとダメなら、コピーという手もある

授業の補助教材としてワークは使われます。

あくまでも中学校の先生の指示に従うことが重要です。

どんどん書き込ませる先生の場合、決断をしないといけません。

 

答えが見えてる部分を紙などで隠して何回もやり続けるのか?

それとも定期テストまではやるけど、それ以降は使わないか。

 

最初に話した通り、ワークはテスト範囲になるので、くり返しやらせてくださいね。

書き込んだのを隠すのが面倒であれば、あらかじめワークをコピーしておくのも手です。

コンビニで1枚10円かかりますが、テストの点数があがるなら安いものです。

中学校のワークをボロボロになるまで使う子は少ない

やはり補助教材なので、使い方に制限があるので、書き込みせざるをえない状況に追い込まれます。

仮にコピーをとったとしても、紙のたばを入試までキープするのは難しいかもしれません。

わたしの過去に出会った子どものなかには、書き込んでいても気にせずくり返しやる子もいました。

ワーク提出で仕方なく書き込んだけど、あとから紙、のり、修正テープで隠して使い続けた子もいます。

ただ、このやりかたを、全ての子どもができるとは考えていません。

 

最低でも定期テストまで学校のワークを繰り返してくれればokだと考えいてます。

各教科担任によっても、対応が全然ちがいます。

学校でワークが配布されていて、しかも解答つきで自由に使える場合は、家庭学習に有効活用できます。

制限が多すぎて、自由に使えない場合は、別途本屋さんで用意したほうが良いです。

そのさいは、『教科書トレーニング』をおすすめします。
※学校で使ってる教科書メーカーをご確認のうえご購入ください。

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