このページでは、「中学生勉強」についての保護者が知っておきたい内容をまとめました。
「(全学年)高校入試から逆算しよう」「自主学習」など全部で7つのステップを用意しました。
※現在、ステップ3まで完成しています。
ステップ1:(全学年)高校入試から逆算しよう
入試は内申点+当日点で決まる
・中1から高校入試は始まっています。
・お住まいの地域の公立高校入試のルールは、早い段階で子どもに確認させましょう。
内申点は「テスト」と「提出物」で決まる
・テストといえば「定期テスト」ですが、授業で行うミニテストも大事!
・テストだけで内申点は稼げません。「宿題をやらない」「提出物を出さない」と能力的な成績は5でも4になるかも。
5教科の総合で当日点は決まる
世の中では「弱点を補う」よりも「得意なことを伸ばす」を良しとする風潮があります。
間違いではありませんが、中学の勉強は弱点補強も重要です。
得意な教科の90点を100点にするのと、苦手な教科の50点を60点にするのと、どちらがコスパが良いでしょうか?
得意苦手に関係なく伸びしろがあるなら、そこを勉強させるのが鉄則です。
ステップ2:自主学習
塾は必用?
・「塾は必須!」ではありません。
・自主学習の習慣がなければ、塾に通わせても成績は上がりません。
・完璧な塾はありません。
子どもの状況に対応できる塾なのか、親が見極めましょう
>>個別指導塾に通わせても成績が上がらない。中学生が伸び悩む理由
時間の使い方
・「勉強時間」にこだわりすぎるのはNG!
・「勉強時間を2倍にすれば、効果も2倍になる」という比例関係はない。
・「時間をかければ成績は上がる」という考え方は、他の要素の工夫、改善への意識をさまたげる原因になる。
・勉強の休けい時間に頭を使ってはいけない
・睡眠時間を削ってはいけない
ステップ3:英語の勉強
単語
・単語は「暗記しよう」と意気込まず「確認しよう」ぐらいの気持ちで勉強する
・単語の暗記は、「時間」ではなく「接触回数」を意識する
・100個の単語を覚えるとしたら、「1日1個ずつ」よりも「1日50~100個」にして繰り返す。
英文法
・「動詞」を意識して勉強すると、英文法は分かりやすい。
・文法を暗記しようとすると挫折します。「(ルールを見ながら)使う練習を繰り返す」という発想で勉強しましょう。
・「現在進行形」「比較級」など、単元ごとのミニテストなら対応できるけど、混合問題になると分からなくなる子が多い。
本質(どの単元にも共通しているルール)が分かれば、混合問題でも対応可
長文
・文章全てに、同じエネルギーをかけて読むのはコスパが悪い
・注目すべき部分の見つけ方が分かると、長文問題に対応できるようになる