中学の英単語が覚えられない。保護者が子どもにできること

中学英語は、単語と文法をどれだけ使いこなせるかで決まります。

今回は、子どもの英語の成績が気になる保護者に向けて、英単語の勉強のさせ方を解説します。

個別指導15年の経験をふまえて、点数アップに直結する話をさせていただきます。

 

中学英単語の覚えるための五カ条

1)暗記と才能は関係ない

2)単語の習得には3つの段階がある

3)勉強した時間ではなく回数で決まる

4)辞書をひく≠単語の暗記

5)単語帳で勉強する

 

1)暗記と才能は関係ない

暗記が得意な子とそうでない子がいます。

「うちの子は暗記が苦手で、、、」と頭を抱えてる保護者も多いと思います。

英単語の勉強をはじめる前に、子どもと共有しておくべきことがあります。

それは「暗記と才能は関係ない」ということです。

暗記するためには、特殊な能力が必要なのでは?
自分にはその才能がないのでは?

と心のどこかで子どもは悩んでるかもしれません。
なので、「暗記と才能は関係ない」と断言してあげてください。

もちろん、1回見ただけで記憶してしまう子もいます。
それは才能としか言いようがないものです。

15年間の個別指導経験で、そういう子は数えるぐらいしかいませんでした。

ほとんどは、英単語を1回みたぐらいでは記憶に残らない子ばかりでした。

しかし、地域№1の高校に受かったり、英語で5の成績をおさめています。

つまり、「努力は才能を凌駕する」ということです。

 

もし子どもが、「英単語が全然覚えれない」と才能のせいにしていたら、勉強法が間違ってると教えてください。

「才能がない」と思ってる限り、いつまでも殻を破ることはできません。

 

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2)英単語の習得には3つの段階がある

テストの点数アップに直結させるには、

STEP1:英単語⇒日本語が分かる

STEP2:発音と日本語をセットで記憶してる

STEP3:日本語⇒英単語が書ける

という3つの段階をクリアしてる必要があります。

すべての子が3ステップをクリアする必要はありません。

定期テスト、もしくは模試や入試で、何点ほしいかで決まります。

STEP1をクリアすると、、、

並べ替え問題、日本に訳す問題、内容把握問題、

 

STEP2をクリアすると、、、

放送問題(リスニング問題)

 

STEP3をクリアすると、、、

英作文問題、穴埋め問題

 

かなりの問題が、STEP1さえクリアできてれば点数がとれます。

もちろん英文法の知識も必要なのですが、ここでは単語だけで考えた場合とします。

 

「意味、スペル、発音」の3つで1セットとして勉強すると、記憶に残りにくいのです。

 

別に英語だけの話ではありません。

3つのカバンを持ち歩いてたら、1個どこかに忘れくるかもしれません。

メモなして、「味噌」「ノート」「コーラ」をスーパーに買物にいったら、ひとつは忘れてくるかもしれません。

 

1個ずつ的をしぼって、すすめるほうが確実なのです。

しかも、必要な点数によるのですが、穴埋め問題と英作文問題で点がとれなくても目標点にいくのであればSTEP3まではいりません。

 

3)勉強した時間ではなく回数で決まる

英単語が覚えられるかどうかは、接触した回数で決まります。

時間をかけてていねいに勉強すれば覚えられるというのは幻想です。

それで済むなら、どの子もやるはずだし、覚えれないと困りませんよね。

 

「時間ではなく回数」です。

 

さらに重要なのは、「睡眠」をはさむことです。

「dictionary=辞書」を、その日の「朝」「昼」「夜」の3回、勉強するよりも

3日かけて、朝だけやるほうが記憶に残りやすいです。

4)辞書をひく≠単語の暗記

分からない単語に出会ったら辞書をひく

このように学校で教わった人も多いと思います。

こまめに辞書をひくということは、英単語の接触回数を増やします。

そういう意味では理にかなった単語習得法です。

テストや受験に関係なく長期的な視野でみれば、辞書をひく勉強法は正しいです。

しかし、短期的に考えると効率の悪い勉強法といわざるをえません。

・どんな単語をひくかの計算ができません。

覚えたい単語を何度もひければよいのですが、そう偶然が重なるものでもありません。

覚えたい英単語と接触するタイミングは、学習する側で意図的に作れることが必要なのです。

5)単語帳で勉強する

カードを作ったり、教科書で単語の勉強をするのは効率が悪いです。

カードを作るには時間がかかります。

教科書には単語の意味や発音(カタカナ)が掲載されてません。

※発音記号はついてます。

単語の勉強を一番効率よくするのが、市販の英単語帳を使うことです。

 

中学英単語の勉強法

五カ条をふまえて、具体的な勉強法の話しをします。

 

まずスペルと発音は捨てて、「英単語⇒日本語」だけの勉強をさせます。

記憶に残すべき情報を極力へらします。(STEP1)

 

1単語2秒ですすめる

英単語をみる(1秒)⇒日本語をみる(1秒)

これで1単語が終わりです。

そんな短い時間で覚えられないでしょ?
と思うかもしれません。

はい。その通りです。

というか「覚えようとしてはいけない」のです。

仮に1単語に5分かけたとして、数日後には70%近くまで忘れます。

同じ忘れるなら、時間をかけずに多くの単語をこなしたほうが良いです。

暗記しようとせずに、見るだけ、確認するだけ、そういう軽い気持ちで取り組めばよいのです。

その変わり、接触する回数はたくさんとってください。

1回の勉強時間が長くなると、それだけで英単語の勉強がいやになります。

15分~20分ときめて、単語をひたすら見るだけの勉強をさせてください。

STEP2

ここからは音読もいれます。ただしSTEP1と同じで、暗記しようとしないこと。

英単語を見る+音読(2秒)⇒日本語を音読(2秒)

STEP3

実際に単語を書きます。

全ての単語を書く必要はありません。

テストで書けたほうが良いと思えるものだけでokです。

 

おすすめの英単語帳

・中学3年分の単語が掲載されてる

・ごちゃごちゃしてない

・発音がカタカナで掲載されてる

 

この3つが条件です。

最近の単語帳が、ごちゃごちゃしてるものが多いです。

必要最低限の情報が掲載されてるほうが勉強しやすいです。

 

中学英単語をひとつひとつわかりやすく(学研教育出版)

メリット

上記3点の条件に加えて、記憶に残りやすくするイラストが掲載されてます。

右脳と左脳をフル活用して覚えるのに最適です。

イラストがしっかり描かれてるある中学生用の英単語帳はこれぐらいです。

 

デメリット

中3(受験生)なら問題ないのですが、中1や中2生は使いにくいかもしれません。

なぜなら習得する学年ごとにページが区切られてないからです。

各単語には、中1,中2、中3と習う学年のマークはついてるので、区別はできますが、
その区別をする時間がもったいないと感じるかもしれません。

デメリットはありますが、使うメリットの大きい単語帳です。

どの時点であろうと、学年に関係なくて英単語は勉強してよいものです。

わたしは、中学3年分の英単語を、小6の2月~中1の5月で、生徒に全て覚えさせてました。

中2で中3の英単語を勉強してはいけないというルールはありません。

やるかどうかはさておき、本屋さんで一度チェックしてみてください。

中学英単語MAX2400 (シグマベスト)

メリット

学年別に単語が区切られてるので使いやすい

デメリット
紙質が良いので、いつまでも手になじまない。

 

定期テストの得点アップがメインなら

教科書ガイド、教科書ワークがおすすめです。

www.childcarenabi.com

 

例えば6月の定期テストでレッスン1~2までが範囲なら

学年に応じた教科書ガイドや教科書ワークで新出英単語を勉強させられます。

ただし、新出以外の英単語もフォローしておかないといけません。

中2、中3生であれば、新出以外の単語をフォローするため用の英単語帳を準備したほうが良いです。

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