中学生の勉強スケジュール。帰宅後の効率的な時間の使い方。

時間の使い方が下手だと悩んでいる中学生がいます。

やりたいことが全然進まない、気づいたらもう寝る時間になっていた。

ただ、本当に時間がないから、できないのでしょうか?

むしろ逆です。

時間があると思うから、無駄遣いするのです。

 

学校や部活、食事や睡眠を除くと
自由に使える時間がどのぐらいあるのかを
正確にすぐ言える人は少ないと思います。

平日は○時間、土日は△時間が
自由に使える時間だと分かれば
やりくりしようと思うはずです。

お金と同じように時間も考えるのです。

1日=24時間はどの人間にも平等に与えられています

しかし、時間の使い方によってこうも差がでるのかと驚くほど成果に違いがでます。

子どものころの習慣は大人になっても変わりません。(仕事を含めて)

自分の好きなことをしている社会人は時間の使い方が上手です。みんな努力しますので、時間の使い方でしか差を作れません。

今回は中学生の帰宅後の過ごし方(勉強に適した時間帯、家庭学習スケジュールの作り方)を解説します。

(この記事は2018年8月16日に更新されました)

一生懸命勉強すれば成績は上がるの?

もし、勉強してるのに成績が伸びないなら
「勉強時間が足りない」のではなく「時間の使い方」が良くないのかもしれません。

「勉強は長くやるほど良い」とは必ずしもいえません。

だらだら3時間勉強しても、得られるものは少ないでしょう。

記憶を整理するには適度な睡眠時間は必要ですし、長時間椅子に座り続けると血流が低下して脳のエネルギーが不足します。

脳がよく働く状態で勉強する

一生懸命勉強してるのに成績が上がらないなら、脳や心の性質を理解して、集中できる環境を作る。

その第一歩が勉強時間の制限をつくることです。

「やれるだけ勉強する」と無計画に取り組むとよりも、この時間内でこれだけやると枠を決めたほうが集中力はあがります。

 

「帰宅後」と「寝る40分前」が勉強に良い時間帯

成績を上げたいなら「勉強時間」を確保しないといけません。どの時間帯で家庭学習を始めるのが一番効率的なのか?

脳の働きからいえば夕食前に勉強するのが一番良いです。

お腹が減ると胃からグレリンというホルモンが分泌されます。

主な役割は食欲を増進させること。実はグレリンは記憶を強化する働きがあるのです。空腹時に勉強したほうが記憶には良いのです。

 

脳の働きを良くするにはエネルギー(酸素とブドウ糖)を十分にしないといけません。なので夕食前のエネルギー補給としてアメやチョコなどを口にしながら勉強すると脳が働いてくれます。

 

夕食前の次に「勉強」に適している時間は「寝る前の40分間」です。この時間帯は暗記系の勉強におすすめです。なぜなら脳が記憶するには「脳の整理」する時間が必要だからです。

 

この間に余計な情報が入ると記憶がスムーズにいかなくなります。暗記したら一切の情報が入らないようにするのがベストです。なので「寝る」のが一番効率が良いです。

 

おすすめの勉強スケジュール

プラン1
帰宅後:暗記以外(数学など)
寝る前:暗記(社会など)
朝起きたらすぐ:(寝る前にやった暗記の確認テスト)

 

プラン2
帰宅後:暗記(社会)

夕食後:帰宅後に暗記した内容の確認テスト(1回目)
寝る前:暗記以外(数学、英語など)

朝起きたらすぐ:暗記した内容の確認テスト(2回目)

 

プラン2は確認テストを2回やるので記憶の強化力としてはプラン1より優れています。

記憶の忘却曲線から考えると覚えてすぐA復習、B翌日、C1週間後、D1ヶ月後に復習すると定着しやすいと言われています。※CはA+7日ではなくB+7日後です。DはA+30日ではなくC+30日後です。

復習は「テスト形式」が一番おすすめです。テキストを読み直す事は悪くありませんが、記憶を定着させるのに一番効果があるのはテスト形式です。テストといっても立派な問題は必要ないです。

 

覚えたいことを隠せば良いのです。何を隠すかにによりけりですが、付箋や下敷きで隠せるものが多いでしょう。そういう意味では1問1答形式の問題集は答を隠すのが簡単なので暗記に適しています。

少し時間はかかりますが、自分で問題を作りながら暗記していくのでも良いでしょう。

 

ノートを半分にわけて左に問題、右に答えを書きます。

 

例)左:湿度の出し方は?
右:(1立方センチメートルの空気中に含まれる水蒸気量÷その気温での飽和水蒸気量)×100

例)左:江戸の4大改革を順番に答えなさい
右:享保の改革、田沼意次の改革、寛政の改革、天保の改革

例)左:中大兄皇子=(  )天皇  右:天智天皇

例)左:飛鳥時代→(  )時代→(  )時代→鎌倉幕府
右:奈良、平安

例)左:(読み)クラスで討論をする。  右:とうろん

 

問題を自分で作るときは、定期テストのように細かく作る必要はありません。自分で思い出せるレベルの質で良いのです。守るべきルールは覚えたことが答えになることです。

 

帰宅後すぐに勉強を始める方法

多くの中学生にとって帰宅後に勉強するのはとてもハードルが高いのではないかと思います。家に帰ったらダラダラする習慣がついてる人が多いでしょう。

 

ちょっとした工夫で、帰宅後勉強できるようになります。脳の働きを計算にいれた方法を紹介します。

制服のまま勉強する

→人間はオンとオフを何かしらで切り替えてます。例えば家の中に入ったらオフ、外に出たらオンの人もいます。何がスイッチになるかは個人差があります。

 

中学生のスイッチになりやすいものの一つが「制服」です。着るとオンになり、脱ぐとオフになりやすい。オフになってしまうとダラけてしまいます。もう一度オンにするには、別のスイッチを入れ直す作業が増えてしまいます。

 

なので帰宅後に制服を脱がないでオンのまま勉強に突入するのが精神的な負担を軽くするコツです。あめやチョコでブドウ糖を補給しながら家庭学習をスタートさせるのです。

 

どこで何を勉強するのかを決めておく

人間は毎日何万もの「決断」をしています。朝起きてトイレに行くのか?水を飲むのかも決断の一つです。学校から帰宅してから勉強を始めるまでにも多くの決断が必要になります。

嫌いなことの決断は面倒なので後回しにする傾向が人間にはあります。決断するにもエネルギーが必要なのです。

帰宅後にムダなエネルギーを使わなければ勉強を始めやすい状態を作れます。つまり「決断する回数」を減らせば脳の負担が減りストレスが減るのです。

なので今日どこで何を勉強するかは事前に決めておき、ノートでもプリントの裏でも良いので忘れないようにメモしておいてください。

行動に優先順位をつける

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とにかく、今の中学生は忙しいです。

全ての行動を、同じ優先順位でやってると時間が足りません。

そこで、行動に優先度をつけてみるのです。

自分がゲットしたい未来に対して、その行動はどの領域にあるのかを考えてみましょう。

 

友達も大事、勉強も大事

それは間違ってないのですが、時間に限りがある以上、どこかで線引きしないといけません。

・成績をあげたいなら、勉強が「1」の領域にないといけません。

・友達からのラインの返事は、「1」にしたいところですが、「2」にしましょう。

 

優先度の高い順に、行動しましょう。

 

※上の図は、「7つの習慣」という本に掲載されてるものです。

いずれ、どこかで手にとって読む機会もあるかもしれません。そのぐらい有名な本です。

まとめ

教科書レベルの学習に才能はさほど影響しません。どこで差がつくかといえば、「時間の使い方」です。

効率だけを求めるのは良くありませんが、ちょっとの工夫で何倍もの学習効果が得られるならやるべきです!

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