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中学生の模試の復習の仕方。保護者から子どもに教えてほしいこと

この記事は、「模試の復習方法」が知りたい保護者向けの記事です。

個別指導塾で15年間指導してきた経験をふまえて、お話をさせていただきます。

模試の復習は解き直して丸つけすることではない

中学生の模試の復習で一番意味がないのは「解き直し」をさせることです。
理社の暗記問題を除いて、同じ問題が出題される確率はかなり低いです。

 

もちろん、解けなかった問題について分析することは重要です。
ここで言いたいのは、「テストを解き直して丸つけをして終わり」という形式主義に陥ることがとても危険だということです。

 

学校の先生によっては、定期テストを解き直して丸つけ、間違えた部分は解答を赤で書いて提出させています。
先生の意図としては、テストは復習が大事!と子どもたちに教えたいのでしょう。

 

しかし、子供たちは、言われた形式で提出することだけに意識がむいて、真意が伝わっていないように感じました。

 

これでは、間違った「テストの復習」のイメージを作ってしまうのではないかと危惧してます。
保護者が、中学生の子どもに伝えるべきことは、「復習の仕方(ノウハウ)」の前に、「なぜ復習をするのか?」という原理原則が先です。

 

『次の模試に生かすために、そして最終的に高校入試で笑うために、復習をする』
この部分を強調してください。

そうすれば、問題を解き直して、あってたら丸、間違えてたら解答を写す、という行為がほぼほぼ意味がないことが、子ども自身で分かるはずです。
なぜなら全く同じ問題はもう出ないからです。(理社の暗記問題を除く)

中学英語の模試の復習

中学生英語の本質は、単語と文法です。

 

英語の文章は、英文ひとつずつの集合体です。つまり、1文、1文を正確に理解できれば、文章全体は理解できるのが中学英語です。

単語をルールに従って並べたのが英文です。

模試といえば、制限時間があります。

なのでタイマーで測って、読む訓練をふだんからしないとダメなのでは?と考えがちです。

たしかに、その練習も必要ですが、それは最優先でやるべきことではありません。

 

まずは、英単語と英文法をしっかり身につけて、1文、1文をていねいに読んでいくこと。

この作業を究極まで速くすれば、中学英語で困ることはありません。

 

では、英語の模試は、なにを復習すればよいのか?

問題用紙をコピーして、英語の文章の部分だけを切り取ってノートにはります。

わからない英単語があったら、下に意味を書き込みます。

・知ってる単語の意味は書かなくてok(時間の節約)

・問題用紙に脚注で意味が掲載されてる単語は飛ばす(習ってない単語だから)

これで復習シートが完成しました。

 

完成イメージ

This    is   Ken.
こちらは  です ケン

He   is   my  friend.
彼は です 私の  友達

 

そして、紙や手などで、日本語を隠して左からサーと右へ移動させていきます。

すると隠れてた部分がみえてしまうわけですが、その前に日本語を答えるのです。

答えるときは、声に出さずに、心の中でとなえてください。

【注意】紙や手で隠すには日本語だけです。英語は隠さないでください。

 

この復習のポイントは、2つあります。

ひとつは英単語の習得です。模試に登場した英文が、そのまま、次回以降に出題される可能性は0%です。

ただし、ひとつ、ひとつの英単語が出題される可能性は高いです。

なぜなら、模試の英文は、中学生が教科書で習ってる単語しか出せないからです。中学3年間で学ぶ単語は多くて1200です。

覚える中学生からしたら、「1200も!!」と思うかもしれませんが、模試を作るほうとしては、かなりキビシイ数です。

ポイントの2つ目は、英文を返り読みせずに、前から訳すので読むスピードが上がります。

※前から訳す=(英文の)左から順番に訳す

この復習シート何回もトレーニングします。紙や手で隠れてる日本語が透視できるくらいまでやりこませてください。

英語を前から訳すことで、問題を解くスピードアップだけでなく、並べかえ問題やリスニング問題にも強くなります。

理科、社会の復習

間違えた問題のポイントをノートにまとめさせてください。

問題文をていねいにノートに書き込ませないこと(時間のムダです)

「この知識があれば、正解できたのに!!」という部分をノートに書き込ませてください。

例えば、「日本で、天保の改革をしてたころの世界の出来事を選びなさい」
という問題で「アヘン戦争」が正解だったとします。

 

まとめ方

例1:天からアヘンが降ってくる絵をノートに書く。

 

「天保の改革」の「天」

「アヘン戦争」の「アヘン」

をつなぎあわせるための絵です。

 

例2:年号でまとめる

天保の改革:1841年
アヘン戦争:1840年

模試の解説には年号はのってると思います。
なければ教科書で調べさせてください。

重要なのは、ここで終わらないこと。
模試の復習は次につねげることです。

このまま終わると年号が頭に残らない可能性が高いです。

なのでゴロ合わせをメモしておきます。
語呂合わせの参考書を1冊準備してあげても良いですし
子どもに考えさせても良いですし
ネットで探してもokです。

まとめ方は自由!正解はありません。

子どもが覚えれば、それが正解です。

極端にいえば「あ~へんな天」と呪文のようにとなえて「アヘン戦争と天保の改革」をつなげて覚えてもokです。

アイデアを出すのを楽しませてください。

ネットで調べると、覚え方が掲載されてます。ただ、一番記憶に残るのは、子ども自身が考えたものです。他人が考えたものとは納得感が違います。

子どもの頭の中にある単語や情報を駆使して作ったほうが記憶に残りやすいです。

 

理科の計算式や、社会の時差の計算などは
数学と一緒にまとめますので、飛ばしてokです。

数学(理科、社会の計算問題)の復習

作成中

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