中学生には模試を受けさせよう!これほどコスパの良いものはない

模試をうける子ども

「模試」といえば、受験生(中3)になってから。。。という保護者も多いのですが、中1から定期的に受けさせるべきです。

1回4千円ぐらい、春夏冬に3回受けると1万を超えますが、成績を伸ばす投資としてこれほどコスパの良いものはありません。

今回は中学生の子どもがいる保護者に向けて、模試のメリット、そして効果的な使い方について解説します。

中学生に 模試を受けさせるメリット

現時点での地域内での成績が分かる

中学校のテストや成績表だけでは、見えない情報が多いです。学校内の情報にすぎません。

中学校によって学力差があります。

 

模試を受けると、将来入試で競う同世代の子と、比較が可能になります。

学校の成績が良い子どもに、模試はよい刺激になります!

言葉はわるいですが、調子にのってる子に、自分の力がまだまだなのを自覚させられます。

 

慣れない環境で実力をだす訓練ができる

定期テストのほかに、学力テストを中学校では実施すると思います。

これは学区内の中学が一斉に同じ問題をときます。なので入試に近い空気感はでます。

 

しかし外部模試との決定的な違いは、試験を受ける環境です。

ふだん使う教室、受けてるメンバーはクラスメイト。慣れ親しんだホームグランウドです。

 

入試の会場は中学校ではなく、高校です。

場所が違うと、雰囲気も変わりますよね。

さらに受けてるメンバーも他校の生徒が入ります。

 

つまりホームではなくアウェイ!

頭が良さそうに見えてプレッシャーを感じる子もいます。

こういう慣れない環境で高校入試は行われます。

 

外部模試は、「慣れない環境で試験を受ける」練習ができます。

慣れない環境では、思ってもみないミスをします。

塾で試験監督をしたときの事例

  • 名前を書くのを忘れる
  • 試験の途中でトイレに行く
  • 記号で答る問題を数字で回答

 

わたしは、これが入試でなくて良かった。
よい経験をさせることができたと思いました。

 

トイレに行きたいと思うのは生理現象ですから問題ありません。

ただ「試験中に手をあげてトイレに行くのは恥ずかしい」と思う中学生が多いです。

無理にがまんして、試験に集中できなくなったら大変なことです。

試験中にトイレに行く経験をしてれば、もし高校入試で同じようなことにあっても、冷静に対処できます。

PDCAを回すのに有効である

模試は「PDCAサイクル」を回す練習材料にもなります。

  • Plan=計画
  • Do=実行
  • Check=評価
  • Act=改善

の頭文字をあわせたものです。

 

STEP.1
Plan=計画
志望校を決め、目標点を決めます。

試験日までの残り日数を意識しながら、範囲表を確認&学習計画をたてます。

STEP.2
Do=実行
計画表にそって試験勉強をします。

その日にやったことをノートに記録。1日単位で計画表の進み具合を確認しましょう。

STEP.3
Check=評価
試験が終わったら自己採点をしましょう。

点数に一喜一憂するのではなく、解説書を熟読します。

試験勉強中に良かった点、反省点をそれぞれ、あげてください。

成績表が届いたら、目標の達成具合をチェックしてください。

STEP.4
Act=改善
「評価」で分かった課題の改善策を考えます。

「PDCA」サイクルは、社会人になれば必ず使います。

子どものうちから、勉強を通して練習しておけば、大人になってから困りません。

会社が社員を育て、退職まで面倒をみてくれる時代は終わりました。

これからは、個人でカイゼンにつとめ、バージョンアップする時代です。

「PDCA」サイクルの考え方は、子どもが大人になったときに必ず役立つ考え方です。

模試を使って今から練習させましょう。

地元の高校入試に対応したオリジナル問題集が作れる

公立高校の入試問題は、全国同じではありません。

都道府県単位でちがいます。

 

模試は地元の入試傾向にあわせて作成されます。

春休み、夏休み、冬休み、年に3回うければ

3年間で9回分の試験問題が手にはいります。

これを保存しておけば地元の高校入試に直結したオリジナルの問題集になります。

過去問と違い、最新の出題傾向に特化した問題というのがポイントです。

中学生に受けさせる模試の選び方

地元の高校入試にあわせた模試を受けさせてください。

合格判定がでるとしても、全国系の模試はあまり意味がありません。

 

地域に根ざした模試は、大きく2種類あります。

大手集団塾が開催するものと、地元の新聞社や教材会社が主催してるものです。

おすすめは、後者のほうです。

理由は、塾生だけでなく広く参加者を集めてるので、データ数が多いことです。

「まだ準備が整ってないから受けない」はNG!

個別指導15年の経験からいうと、機が熟すのを待つほどムダなことはありません。

誰しも準備万端で試験を受けたがります。しかし、ベストな状態などありません。

なぜなら、成長に終わりはないからです。

あーしておけばよかった。もっとやれるはず!そうこうしてるうちに受験日になってしまいます。

「模試を受ける」と決めるからこそ、その時点での目標がきまる。だから、それに向けて努力できる。

動かないことには始まらないのです。

模試の申し込み方

運営してる会社に直接申し込む、もしくはお近くの個別指導塾に連絡して受けられるかを確認する。

 

試験を受けるときの服装

学校ではありませんので、私服でも制服でもかまいません。

心配であれば申込時に聞いてみると良いです。

 

事前に勉強しておくべきか?

模試は「素の力をはかるため」に受けるという考え方もあります。

なので事前に勉強しないで受けるという方法もあります。

 

悪くありませんが、それだけではモッタイナイです。成績アップの起爆剤として利用するべきです。

よって、模試に向けて事前に勉強しておくことが必須です。

申し込み手続きが完了すると範囲表がもらえます。

基本的に範囲は、「その時点までに習ったもの全て

模試を受けるたびに、前学年の復習にも意識が向くようになります。

 

参考リンク:
中学生の模試におすすめなのはコレ|各都道府県別まとめ