中学生の参考書の使い方。保護者から教えてほしいこと。

このページでは「中学生の参考書の使い方」について解説します。

中学生の子どもがいる保護者向けの記事ですが、本人が読んでも分かるようにまとめてあります。

テストで点数があがる参考書の使い方を知りたい。

ノート作りに時間がかかって効率が良くない気がする。

15年間の個別塾講師をふまえて、成績があがる参考書の使い方を話します。

参考書に書き込ませる

ここで言う「参考書」とは、広めの意味で使ってます。

場合によっては学校で配布されてる教科書やワーク、もしくは書店で販売されてる問題集にもあてはまる使い方になります。

わたしは中学生の参考書には、書き込みを推奨してます。

なぜなら、書き込むことで記憶に残りやすくなるからです。

参考書を使う理由は、定期テストや模試の得点・成績アップのためですよね。

点数を上げるには、情報を使える形で記憶する必要があります。

テストや入試にでやすい知識を解説してるのが参考書です。

ただ、いざ勉強してみると、思ったほど記憶に残らないことに驚くでしょう。

なぜ勉強しても覚えられないか?

理由のひとつが、「参考書は思い出すフックが足りないから」です。

たとえば、「2日前の夕食で何を食べた?」と質問されたとします。

昨日の夕飯なら覚えてる子も多いのですが、2日前となると、思い出すのも大変です。

「たしか、2日前は部活で遅くなって、、、」という感じで、夕飯以外の情報があると、思い出す確率は格段にあがります。

このページでは、思い出すきっかけになった情報を「フック」と呼びます。

もし、食物の情報だけで2日前の夕飯を思い出すとしたら、かなり苦労することになるでしょう。

これは参考書の勉強も同じです。

参考書をパラパラめくってもらうとわかりますが、どのページも同じに見えるんですね。

なので思い出そうとしても、フックがなくて、食物だけで夕飯を思い出そうとする状態と同じくなってしまうのです。

だからこそ、中学生には参考書にどんどん書き込みをさせてほしいのです。

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どのページを見ても同じような無機質な状態を、書き込んで個性的にすると、思い出しやすくなります。

中学生の書き込みの仕方

(1)矢印や線でつなぐ

文章に矢印を書き込んだり線でつなぐことで、バラバラの情報が関連化され、記憶に残りやすくなります。

社会科の歴史の参考書なら、矢印が活躍します。

参考書

「1868年、新政府は~~~~五箇条の御誓文を出して~~~
~~~~~~~~~~~~~~
~~~~~~~~~~~~~~
1869年、土地や人民を天皇に返させ(版籍奉還)、1871年には、藩を廃止してかわりに府や県をおく廃藩置県を~~~~~~~~~」

「五箇条の御誓文」と「版籍奉還」と「廃藩置県」を矢印でつなげることで、文章だけの参考書に流れが見えるようになります。

矢印があるだけで、参考書の内容を思い出しやすくなります。

(2)絵を書く

覚えたい用語の近くに、自分で絵を書き込んでおくと思い出しやすくなります。

最近の参考書はイラストも多くなってるので、わざわざ書き込まなくても良い
と思う場面もあるかもしれません。

そんなときでも、自分で絵を書くのは有効です。

きれいなイラストよりも、自分で書き込んだほうが記憶に残りやすいです。

お手本がない場合は、ネットで画像検索するとみつかります。

例えば「地租改正」なら

米の絵⇒現金

という感じで絵を描けば、米で年貢を集める方法(年貢)から、現金で税金を集めるようになったことを「地租改正」ということが一発で分かります。

参考書なら「地券」のイラストがのってると思うので、それと「地租改正」を線で結びつけておくのも有効です(自分で描くのもok)

(3)過去問や模試で出題された用語、図や絵を目立たせる

中学3年生なら、模試や過去問に出題されたものを、参考書から探して印をつけるのも有効です。

印のつけ方は「赤ペンで囲む」「マーカーをつける」など自由です。目立てばなんでもよいです。

もし同じ部分が模試で出題されたら、書き込むたびに印をかえましょう。

赤ペンを青にかえたり、黄色マーカーをピンク色にかえてみたり。

そうすることで、テストに出やすいことがひと目で分かるようになります。

重要度が脳に伝わりやすくなります。

参考書には「重要」と書かれたり、太文字で強調されたりしますが、自分の体験から書きことで、思い出しやすくなります。

模試だけでなく、高校入試の過去問も同じように参考書に書き込むと良いです。

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参考書の使い方しだいで勉強時間の節約にもなる

参考書に書き込むメリットは、思い出しやすくなるだけでなく時間の節約にもなります。

要点ノートを自分で作る手間がはぶけるからです。

要点をノートにまとめるための時間そのものの節約。

この他にも「時間の節約」になることがあります。

勉強したあとにまとめた要点ノートは、知ってることはまとめないので、あとから見返して内容が思い出せないケースもあります。

1873年、地租改正

だけでは内容がなんなのか分かりません。なので教科書や参考書で調べる時間が必要になります。

参考書なら、その時間を短縮できます。

地租改正が赤丸で囲ってある。でも内容が思い出せない。

そんなときは、参考書の説明文を読めばすぐ分かります。イラストをみて思い出すのでも良いでしょう。

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