「勉教のやる気が続かない」
「家庭学習の習慣がつかない」
「子どもの学力が心配」
この記事はこのような悩みがある保護者に向けて書いてます。
小学生の勉教のモチベーションを維持、もしくは高める方法を解説します。
「即マルつけ」が小学生の勉教のモチベーションを高める
15年間の個別学習塾での経験から言わせていただくと
「問題を問いたら結果は早く分かるほど、小学生のやる気はアップする」ということです。
例えば、子どもが自宅で算数の問題をやったとします。
直後に親が丸つけをしてあげれば、勉教のモチベーションを高めることができます。
満点をとってうれしい
花丸がつくから
という結果部で子どもが喜んでると思われがちです。
たしかにそれもあるのですが、一番なのはすぐ結果が分かるということです。
すぐ丸つけする効果は小学生の勉教のモチベーションを維持するだけではありません。
家庭学習の目的を子どもに明確にすることもできます。
親に勉教をやらされてると思ってる子どもは、家庭学習が目的になってしまいます。
「家庭学習が目的」では分かりにくいかもしれませんね。
簡単にいえば、家で勉教するという形式に目がいってしまう
ということです。
とりあえず家庭学習してれば、親は怒らないなと思ってしまうのです。
家庭学習は目的ではなく、学力をつけるための手段です。
形式主義におちいった小学生は、自分の書いた答えにこだわりもなく、答えが何なのかも興味がありません。
問題といたからいいでしょ、という感じです。
これでは勉教の楽しさを感じることもなく成長していきます。
もっと怖いのは、中学生や高校生になってからです。
中学生や高校生は、自分で問題をといて自分で丸つけをする。
そして間違えた部分を解答をみて理解するまでを一人でやらないといけません。
仮に塾にかよっていても、それは同じです。
たしかに塾で扱う問題の丸つけや解説は講師がします。しかし、宿題は家庭学習のほとんどは自分で対処し、わからないものは講師に質問するスタイルです。
解いただけで終わるクセを小学生でつけないこと。
自分のだした答えにこだわりがある子どもに育てることが大事です。
では、保護者がすぐに丸つけをしてあげられるのか?
という環境部分に話しをうつします。
どの家庭も「即マルつけ」が可能かといえば、そうではありません。
なので「できるだけ早く」と考えてください。
帰宅後に丸つけをしてあげるのでもかまいません。
その日のうちに丸つけを、無理なら翌朝を目標にします。
今回は小学生の勉教のモチベーションを維持、高めるのがテーマです。
なので、丸つけをしたあとの、間違い直しを割愛します。
ここも飛ばしてはいけない過程で、即マルつけだけではやる気の維持はできても、学力の工場まではいきません。
失敗から学ぶ過程を経験させないと、同じ間違いを繰り返すので学力は上がりません。
まとめ
いきなり全てを考えると、はじめの一歩がふみだせません。
小学生の子どもの勉教のモチベーションで悩んでるなら、まずは「即マルつけ」を実践してみてください。
関連記事
コメント
なんか違和感がと思ったら、勉強→勉教 になってます。丸つけるの、すぐしてよと子どもに急かされます。丸つけるの大事ですね。