子どもにしてほしいことは親が先にやるべき!アメとムチの子育て

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子どもは親ににることを知らない親はいないと思います。見た目というより内面、考え方や性格という意味合いで。「こんな大人になってほしい、こういう風に育ってほしい!!!」。さらに言えば

 

親なら誰しも一度は真面目に考えるでしょうし、子どもが小学生や中学生ならば、もうそれほど時間はないと焦りだしてるかもしれません。年齢を重ねるたびに子どもは少しずつ自立し親から離れていきます。子どもの成長という意味で、親が関われる時間が残り少ないとヒシヒシ感じ始めます。

 

高校生になったら通学時間も多くなりますし、行動範囲が広がります。部活の拘束時間も多くなりますので、寝るためだけに家に帰ってくるというケースも出始めます。休みの日も部活や講習会で家にいることも少なく、親子の会話が減る場合もあります。

子どもに過度の理想を抱くのは良くないですが、、、

親が考える「理想の子」に育ってもらうためにはどういう教育が必要なのかを考えますよね。場合にはよっては塾やスポーツクラブなど外部の教育サービスを利用することになるかもしれません。※大前提は親の思い通りに子は育たないということ。親が子どもの道筋をつけようと考えるこど自体、無理があるし徒労に終わる可能性も高いです。これに関しては、いつか記事にします。でも、こういう風になってくれたらという方向性をもって子育てするのがふつうだと思います。

 

ここで大事なのは「自分が変わろうとする親は非常に少ない」ということです。子どもは良いことも悪いことも大人のマネをしたがります。これはスタンフォード大学が未就学児童に行った実験でも明らかにされていることです。おもちゃを乱暴に取り扱う大人を見た子どもはそのマネをしますし、逆に静かに取り扱っている大人を見ると、自分も静かにオモチャで遊ぶのです。

リビングが汚い家は、子ども部屋も汚いことが多いです。親を反面教師として逆に育つというパターンもあります。整理整頓が苦手な親をもつ子どものば合、兄弟2人いればどちらかは綺麗に好きになることもあります。とは言うものの冷めきった親子関係がない限り、親が反面教師になることは少なく、やはりベースは似ることが多いです。

親の惜しみない支援×高い要求=子どもの意欲の向上と親への尊敬

子どもにとって一番身近な大人は、母親や父親です。つまり理想像があるなら、そう振る舞うことで子どもにマネしてもらえば良いのです。そのためには条件があって、子育てのさいに「飴とムチ」を与えないと成立しません。具体的にいえば「惜しみない支援」と「高い要求」の2つです。

 

心理学者のデイヴィッドイェガーとジェフリーコーエンが「高い期待と惜しみない支援」の高さを実証しています。ある学校で作文を生徒に書かせて、先生は「こういう風に書いたらもっと良くなるよ」とフィードバックします。これが惜しみない支援の部分になります。

そしてある集団には、これに加えて「あなたならもっと作文が上手になると思うのでいろいろコメントを書き入れました。期待してます」と書かれた付箋をつけ加えました。ちなみに残りの集団には「作文へのフィードバックとしていろいろコメントを書き入れました。」と書かれた付箋をはりつけています。

 

この結果、前者の再提出率は80%。後者は半分の40%という結果になりました。いかに「高い期待と惜しみない支援」が子どものやる気、意欲を高めるかが分ります。

 

2つは正反対のことを指しているようにみえますが、親子関係だけでなく学校やスポーツ、ビジネスでのコーチングでも重要だとされています。惜しみない支援というのは、何でもものを与えたり、子どもの言うことを聞くわけではありません。ここまでという線引をきちんと設けて実行しないといけません。

 

子どもに甘いだけでもダメですし、厳しいだけでもダメです。しかしアメとムチの両方で子育てをすると、子どもは親のマネをするだけではなく「リスペクト、尊敬」の意識を持って親を見習うとされています。金メダルをとった父親もオリンピック選手だったという話は聞いたことがあると思います。行動だけでなく職業まで一緒になるのはこのパターンです。

子育てに悩んだら、子どもを変えようとするのではなく、自分を見つめ直すことから始めると良い結果に結びつくことが多いです。よく親は子どもを育てるだけでなく、逆に育てられるという話を聞いたことはありませんか? 特に小学生や中学生の子育て中のお母さん、お父さんは、子どものことで悩むことは多くありませんか?もしそうなら、その問題点は自分にもあてはまらないのかを考えてみてください。もし答えが「YES」なら、親から変わること。それが一番子どもには効果があります。

 

勉強嫌いの子どもなら、お母さんやお父さんも家で何か勉強を始めて見るのはいかがでしょうか?「一緒に勉強しよか」と土日に子どもを誘って学習習慣をつけさせたお父さんもおられます。英検を親子で勉強して受験しているご家庭もあります。もちろん親子が同じ勉強をする必要はありません。子どもは宿題をやったり、ふだんの勉強内容、保護者は仕事をやったり資格試験の勉強をしたり、新聞を読んだりと何でもかまいません。ポイントは親が集中しすぎないことです。もし子どもが分からないことがあったら一緒に辞書で調べたり、教えてあげたりしてください。子どもが話しかけやすい状態でいることが重要です。

 

一緒に勉強はできないとしても、ふだんの何気ない行動を改善するだけでも効果はあります。例えば子どもに調べる、辞書を使う習慣を見につかさせたいなら、親も辞書を家で使うことです。(インターネットやスマホで調べるのではなくて)