教科書ワークと教科書トレーニングの違い。比較してみた

このページでは、「教科書ワーク」と「教科書トレーニング」の違いを解説します。

教科書に準拠してる問題集がほしい中学生、もしくは保護者向けの内容になってます。

各教科ごとに内容を比較していきます。

教科書ガイド、教科書トレーニングの違い

紙面の構成や付録の内容はほぼ同じです。細かい中身まで比較してみました。

英語の比較

紙面の構成や付録の内容は、ほぼ同じです。

教科書トレーニングは、教科書ワークよりも要点整理部分にスペースをさいてます。

そのため、単元にもよりますが、図を用いて丁寧に説明してます。

例えば中学3年生で習う「現在完了形」

直線をひいて時間の流れを表し、「昨日」「2018年6月13日」のような過去の1点を表すのが「過去形」、

「あるときから今まで」のように、点ではなく線を表すのが「現在完了形」であると視覚的に分かる工夫がされてます。

テストで間違いやすいポイントの解説などは、教科書トレーニング、教科書ワーク
どちらも大差ありません。(ポイントが良くまとまってます)

数学の比較

紙面の構成、付録に違いはありません。

「教科書トレーニング」は要点がひと目で分かるレイアウトになってます。

各項目のポイントわけが明確化されてると
ふだんの勉強だと、学ぶ目的の確認に
テスト勉強であればパターン別学習をするのに役立ちます。

学校の評価の仕方(知識・理解/技能/数学的な考え方/)にあわせて、この問題は
この評価にかかわるものだとひと目で分かるように工夫されてます。

国語の比較

教科書本文の流れ・構成を確認しやすいのは
教科書トレーニングです。

内容に大差はありませんが、スペースを広くとってあります。

社会科の比較

紙面の構成、付録の内容は、「教科書ワーク」「教科書トレーニング」ともに同じです。

紙面の構成は、要点整理(穴埋め式)、一問一答、関連問題

要点整理

教科書トレーニングのほうが矢印を利用して、歴史の流れを伝えようとしてる工夫がみられます。

教科書を読むだけでは、流れがよく分からない人にはトレーニングをオススメします。

※教科書ワークにも要点整理部分に矢印がありますが、流れを伝えるためのものではありません。

年表(付録)

歴史は、両方とも付録として下敷きサイズの年表がついてきます。

ワーク、トレーニング、ともに年表には日本だけでなく世界の歴史も掲載されてます。

入試では、「水野忠邦の天保の改革のころの世界の出来事は?(答え:アヘン戦争)」という感じで、世界の出来事とからめてくることがあります。

年表をつねに見ておくと、こういう問題は簡単にとけます。
個人的にはトレーニングの年表(日本と世界の歴史をわけて掲載する)のほうが好みです。

年号の語呂合わせ(付録)

歴史の「教科書ワーク」には、年号の語呂合わせが、付録としてついてきます。

年号を直接きいてくる問題は少ないのですが、覚えておくと解答スピードや正解率があがるので便利です。

※年号のごろあわせは、ネットで調べればたくさんみつかります。

理科の比較

教科書ワーク、教科書トレーニング、

2つに差はありません。

お子さんの好きなほうを選ぶと良いです。

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