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ネット依存症の小学生。家で勉強しないときの対処法

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娘や息子が勉強しなくて困っている。。。勉強しなさいと親が注意してもいつまでもインターネット、テレビやゲームをやめなない。このような相談を何度も受けたことがあります。程度によりますが我が子がネット依存やゲーム中毒ではないかと心配されてる親も増えてます。

親ははなんとして子どもに勉強してもらいたいわけですが、何か特効薬になるものはないか?ネットで調べているうちに塾に通わせようかなと連絡してくる流れが多かったです。

小学生の低学年のうちに家庭学習の習慣をつけたかったけれども、ここまでズルズルきてしまったと、打ち明けてくれるお母さまが非常に多い。

今回は「インターネット、テレビやゲームに夢中で勉強しない子どもの対処法」を解説します。

子どもからスマホやゲームを取り上げても勉強時間は増えない

まず重要なことは、強制的にネット、テレビやゲームを親が止めさせても子どもの勉強時間は増えないということです。全く増えないわけではなく微増の数分レベルです。

仮にスマホやゲーム機をとりあげても漫画を読んだり、イラストを書いたり、外に遊びに行く、寝てしまうなど勉強以外にいくのがオチです。

子どもに注意する親だって気持ちのよいものではありません。できれば喧嘩の種になるようなことはしたくないのが本音ですよね。なので徒労に終わる可能性の高い強制執行はやめておくに限ります。

いったん子どもに勉強させる話をわきにおいときます。

まずゲームやテレビ、インターネットが子どもにマイナスになる境界線を明確にしましょう。まず1日1時間はどうでしょうか? これはセーフです。

では1日2時間はどうでしょうか? これは子どもの発達に影響を与える可能性ありの実験データがあるのでアウトとします。

平日に2時間以上なら子どもの発達に影響アリ

境界線は1日に2時間以上かけるのは、子どもの発達上よろしくないとします。このあたりからネット依存やゲーム中毒の可能性がでてきます。

なので現段階で、1日1時間以内に収まっている子どもは焦らなくても良しとします。問題は2時間以上の子どもです。平日は学校に行きますよね。小学生なら寝るのが仮に21時から22時の間だとしたら、2時間以上というのは学習時間の圧迫にもつながります。

 

ここまでをまとめると、ネット、ゲームやテレビを強制的に止めさせても学習時間は増えない。そ1日1時間以内なら、親が神経質になるレベルではない。逆に1日2時間以上なら早急に対策しないと子どもの発達、学習時間の確保に影響がでる。

子どものテレビ視聴時間やゲームする時間の全国平均などのデータを知りたい方には厚生労働省がだした統計が参考になります。

厚生労働省:第6回21世紀出生児縦断調査結果の概況

はじめから勉強嫌いな小学生はいない。低学年のほとんどが大好きと答えます。

以上の内容をふまえて勉強しない子どもの対処法を話します。特効薬はありません。親が子どもの横について勉強を見てあげるのが一番効果があります。

子どもが勉強しない、サボるのには必ず原因があります。

もしこんなことを言ったら「ウソでしょ」と思うお母さんやお父さんがいるかもしれませんが、、、勉強が嫌いな子どもはいないんですよ。

小1や小2のような低学年にアンケートをとればはっきりします。勉強が好きですか?と質問すれば9割近くの子どもは「はい」と答えます。

「学習内容が簡単だからでしょ」とは思わないでください。発育中の小1や小2の状態で勉強するのですから。

アンケートの結果に異変が起こるのは小4あたりからです。学習内容が複雑になるので家庭学習の習慣がない子どもはついていけなくなります。そして高学年になるころには嫌いの数が増えます。

わたしが個別指導で15年間勤務している間、自称勉強嫌いな子どもたちと日々ふれあってきました。個別指導塾は集団塾よりも、勉強嫌いな子どもが来ます。

最初はイヤイヤながら勉強していた子どもでも、解ける問題が増えた、学校の先生の言っている意味が分かった、という感じで学ぶことの楽しさを覚えて、勉強中も明るい表情で問題を解くようになりました。

 

強制的にゲーム機をとりあげる、インターネットを使えなくすることは何の意味もありません。一度与えたものを強制的に奪うと必ず反抗します。親がいないうちに、家中を探し回ります。空き巣に入られたと思ったら犯人は子どもだった、、、という笑えない話もあるくらいです。

子どもは自分でゲーム、テレビ、インターネットを入手したわけではありません。与えたのは大人、ほとんどの場合は親です。厳しい言い方になりますが、責任をとらないといけません。子どもが勉強に向き合える環境を作らないといけません。

親が子どもの勉強をみる、兄弟で一緒に勉強する、塾に通わせる、通信教育

子どもが小学生の場合は、親が横について勉強させることが一番効果があります。ただし共働きでなかなか子どもの面倒が見られない家庭もあるでしょう。その場合は兄弟でも構いません。親の愛以外に、仲間からの影響も勉強時間を増やす効果はあります。

 

www.childcarenabi.com

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親、兄弟がダメな場合は、第三者に委ねるしかありません。具体的にいえば学習塾になります。優秀な講師に巡り合えれば親子や兄弟から得るパワーと同じ効果を期待することができます。

 

子どもが低学年であれば、講師のスキルよりも相性で選ぶほうが良いです。つまり小学2年生の女の子だったら、大学生の女性ぐらいのほうがピッタリはまります。おねえちゃんがほしいと思ってる小学生は多いので。

特に中学受験をする予定もなく、小学生から塾に通わせるのは、、、と考えるお母さん、お父さんもおられるでしょう。そういう場合はタブレットを使った通信教育がおすすめです。勉強スケジュールも組んでくれるので、子どもはタブレットの誘導にしたがって勉強すれば良いだけです。

親が仕事中でもスマホで勉強してるのかを確認できますし、ラインのような感じでメッセージをおくれます。子どもが勉強したら、がんばったねとメッセージを送ることで、共働きの環境でも親が子どもの勉強をみてるのと同じ効果を与えることができます。

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