漢字の覚え方。小学生には絵でイメージさせるより書かせよう

こんにちは、アルパカです。

今回は、漢字が苦手な小学生の子供がいる人向けの話です。

「小学生が最速で漢字を覚える方法」がテーマです。

小学生に漢字を覚えせるなら「何回も紙に書かせる」が効果的

「なーんだ、ふつう」と思いましたか?

 

いまは漢字アプリや暗記カード、本も多いですからね。

15年間の個別指導塾での経験から言わせてもらうと、小学生なら「漢字の書き取り」が
一番効果がありました。

 

絵で見て覚える方法も人気ですが
あれは理屈的な話もあるので万人向けではないです。

生徒に試してみて実感しました。

 

絵で漢字を覚えるには、土台がないと広がらない

まずは、理屈の基本になるパーツがないことには
イメージが広がりません。

そのパーツとは
算数でいうかけ算です。

 

2×3は理屈で考えれば
2のカタマリが3袋あるから
全部で6とするわけですが、

 

ふつうは「2×3=6」と
瞬間的に出るまで暗記しますよね。

それと同じで、漢字もまずは「書いて覚える」
これが基本です。

小学生に漢字の書き取り練習させるコツ

紙に書かせて漢字を覚えさせるにしても
ちょっとしたコツがあります。

 

これからお教えします。

質より量!とにかく回数をこなす

 

漢字練習というと、決められた枠に
ていねいに文字を書かせることが多いです。

枠のなかにおさめようとするだけで
時間がかかります。

3個かけるところが2個しか書けない。

目的は「漢字を覚えること」であり「ていねいにまとめること」ではありません。

 

極端にいえば、プリントの裏で十分。

マスはいりません。
文字の大きさも自由です。

制限が少ないほど早く書けるので
練習できる回数が増えます。

 

小学生の漢字練習が「質より量」を重視する。

ノートをきれいにとれることも重要ですが
漢字を覚える作業とは全く関係ありません。

そこは分けて考えるべきだと思います。

漢字を覚えるには回数が必要!色を使って飽きさせない

小学生の子供なら、何回も漢字練習をやってると飽きてきます。

とはいえ、かけ算を覚えるのと同じで反復が命です。

やめるわけにはいきません。

 

なので、ちょっと工夫します。

色ペンを何種類か準備して、使わせましょう。
色の刺激で、勉強が楽しくなる子が多いです。

漢字の練習を続ける条件で自由に使わせましょう。
個性がでておもしろいですよ。

 

「水」は水色、「日」は赤色
「木」は茶色

と使い分けてる子もいました。

小学生ならペンよりも鉛筆を使わせたいかもしれません。
そんな人には「無印良品」の色鉛筆がおすすめです。

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わたしは、これを塾において子供に使わせてました。
色鉛筆がたってる状態なので
瞬時に色を探すことができます。

 

色は「赤」と「青」だけでは少ないです。

じゃあ40色いるかといえば
そんなにいりません。

そこそこあれば十分です。
そういう意味で無印の色鉛筆は
種類もちょうど良いし、値段が高すぎないのでおすすめです。

例文とセットで覚えさせる(音読)

漢字の読み書きは、例文とセットで覚えさせるのが基本です。

同じ「はかる」でも「時間を計る」と「身長を測る」では、使う漢字がちがいます。

漢字の書き取りの練習に加えて、例文を音読させましょう。

まとめ

スマホがあれば、漢字なんて覚えなくてもいい
とはなりませんよね。

ふつうに検索するにしても
音声入力するにしても

正しい漢字を選択しないといけません。

 

間違った漢字を使ってるメール、文章を書くと
残念な人という印象を与えてしまいます。

 

我が子が社会人になったとき
恥をかかないようにするためにも
小学生のうちに漢字をしっかり覚えさせたいものです。

 

以上、「小学生が漢字を覚える方法|絵でイメージさせるより書かせる」という話題でした。

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