【高校入試】英語が苦手な中学生の勉強法

このページでは英語が苦手な中学生の高校入試対策について解説します。

中学生本人、もしくはその保護者向けの記事になります。

個別指導15年の経験をふまえてお話をさせていただきます。

【高校入試】英語が苦手な人は単語と文法にしぼる

英語の高校入試問題は、基本的に3つ~4つの大問で構成されます。

大問の構成は、リスニングが1題、残りが長文問題です。

「リスニング」や「長文」対策からはじめるのはNG!

 

・リスニング対策を後回しにする理由

入試に必要なテクニックは短期間で身につけられる

単語や文法を習得するのが先

 

・長文対策を後回しにする理由

単語力や文法ができないまま読んでも、意味が分からない

 

英語が苦手な中学生は、英単語と文法の勉強をしっかりやればokです。(入試英語の6~7割はとれます)

単語力と文法力をフル活用して、リスニングの基本文、長文問題のなかにある文法や英作文で○をとれば、このぐらいには到達するということです。

あとの3~4割は、国語力がないと厳しい、よむスピードが遅いと難しい、、、そんな英文法や単語力とは関係ない要素が関係してきます。

もちろん、国語の入試対策や、英語の長文問題演習を繰り返すことで力をつければ、答えられるようになるかもしれません。

ただ、現時点で英語が苦手だと思ってる中学生は、欲張らずに6~7割を確実にとるための勉強をすべきです。

 

単語と英文法をしっかり勉強するメリット

長文問題で、自分がやるべきものとそうでないものを区別できるようになることです。

分かる分だけ、時間のロスを減らせるので、とくべき問題にエネルギーを集中できます。

もっといえば、できる問題が分かるということは、長文のなかで、どこを読んで、どこを読まなくて良いのかも分かるということです。

 

いま、アナタの目の前に高校入試の過去問(英語)があると思ってください。

英語が苦手な子からみたら、「こんなの無理ゲー」「読む気にもなれない」と思うでしょう。

大丈夫です!全部よまなくても、点をとるべき問題を確実にゲットすれば良いのです。

まとめ

英単語と英文法の勉強をしっかりやりましょう!

 

高校入試の英文法は整理整頓しながら勉強する

【英文法の勉強=ルールの暗記】です。

現在進行形、過去形、助動詞、不定詞、比較級、、、など
さまざまなルールが存在ます。

これを1個ずつ、バラバラに覚えるのではなく、自分の頭の中で整理整頓していくことが大事です。

散らかってる部屋から、目的のモノを探すのは大変ですよね?

脳も同じで、英文法ばバラバラに散らかってると、探し出すのに一苦労します。

高校入試は、制限時間があります。「あれ~なんだっけ???」と考える時間は、できるだけ少ないほうが良いですよね。

整理整頓するメリットは、思い出す時間の短縮だけではありません。

記憶に残しやすくするためです。

脳は、散らばってる文法を、ゴミと勘違いして消去することもあります。

せっかく勉強したのに、記憶に残らないのでは、高校入試の点につながりません。

入試で時間内に回答するため、そして記憶に残すために、英文法は整理整頓しながら勉強しましょう。

文法の整理の仕方

「現在進行形」「助動詞」「比較級」という感じで名前をつけて整理する方法が一般的です。

とはいえ、英語が苦手だと感じてる中学生には、「面倒くさい」「意味不明」となりかねません。

なので、大きくふたつに整理するだけにしましょう。

  1. 動詞にかかわるルール
  2. それ以外のルール

たったこれだけです。

英文法の勉強をするときは、「今日やるのは、どっちのヤツかな?」と意識してください。

慣れてきたら、もう少しだけ細かく整理します。

・動詞にかかわるルール

  • 現在、過去、未来
  • 肯定文(ふつうの文)、疑問文(?の文)、否定文(バツの文)

動詞の基本は「Be動詞」と「一般動詞」です。

「この2つの区別ができる」→「それぞれに対して3つの使い方ができる」→「このルールをあてはめながら、動詞にかかわる英文法を勉強する」

この流れで勉強しましょう。

ちなみに【「この2つの区別ができる」→「それぞれに対して3つの使い方ができる」】までの説明は、以下のリンク先ページにまとめてあります。

興味のある人はチェックしてみてください。

 

・それ以外のルール

  • 名詞(人、モノ、ことなど)を説明する方法
  • 動詞を説明する方法
  • その他

 

「それ以外のルール」は大きく3つに整理しましょう。

こうやって、今勉強してるものが、どこに位置するかを確認する習慣をつけてください。

暗記しなくて良いです。チェックするだけでok!

繰り返すうちに、脳のなかで英文法は整理整頓されていきます。

 

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