小学5年生の家庭学習に悩む保護者がやるべきこと

小学5年生の子どもの勉強で悩んでる保護者向けです。

「家で勉強しない子にイライラしてる」
「宿題以外の勉強もしてほしい」
「忙しくて勉強を見てあげられない」
「できるだけ教材費を抑えたい」

このようなお悩みを解決します。

個別指導15年の経験をふまえてお話をさせていただきます。

この記事の目的


  • 親やるべきこと・関わり方が分かります
  • 子どもの状況にあった教材を紹介します

親も教科書を読む

ポイント
子どもの現状を正確に把握する

「家庭学習しない子ども=勉強嫌い」と単純にはいきません。

保護者が一番にやるべきことは、教科書を読む、ノート点検をする。この2つです!

親がどれだけ子どもの勉強に関われるのか?
家庭の事情はさまざまですから個人差があります。

でも、知ろうとすることが重要です。

いま、子どもが何を学校で習い、なにが分かってないのか?

教育のプロではありませんから、正確に把握できなくてもok!

小5は抽象的思考の力が未熟

小4から抽象的な内容がちらほら登場します。小5になると、その量が一気に加速。

ポイント
身近な話題より、抽象的な内容が増える

小4~5年生あたりから勉強が嫌いになる子が増えます。

しかし、難しいからキライになるのではありません。

「興味がもてない」から楽しくない。勉強しない。

基礎知識が欠け、授業についていけない。テストでひどい点をとる。だから嫌いになるのです。

注意
小5は抽象的な考え方ができる子と、まだできない子に分かれる(脳の成長には個人差がある)

 

内容が難しいから勉強がキライ、だから家庭学習しない。間違った分析は、間違った対処法をひきよせます。

保護者がやるべきこと

ポイント
教科書の内容を、身近なものに感じさせる

「社会」なら、地理からはじまります。

やったこともない田植えについて、機械の名前も含めて覚えないといけません。

休日に、田植え体験に連れて行くのはどうでしょうか?

工場見学も有料になりすが実施されてます。男の子には、自動車工場が人気です。

子どもが親と一緒に行動する時期はそう長くはありません。

この時期に親子で体験するのが、家族愛を深めるうえでもプラスになります。

 

わたしの個別指導15年の経験から言いますと、小学生の時期に親子で理科や社会の体験に参加してる子どもは、地域の上位高校に進学する可能性が高かったです。

もちろん、学習内容に興味がなくても、丸暗記できる子もいます。

しかし、体験してる子は、将来バツグンに伸びる可能性があります。

教科書で習う抽象的な知識を、自分の体験におきかえて考える力が発達するからです。(=記憶が強化される)

リビングに地球儀や地図、温度計や湿度計を設置して、一緒にさわってみましょう。

例えばテレビのニュースに登場した地名を地図、国名を地球儀で探したりする。

夜、天気がよければ星空や月をみて、あれは「上弦の月だねえ」とか「あれはオリオン座だね」と話してみるのです。

 

そんなこといっても、わたし全然知らないよ

と思うかもしれません。

 

知らなくて良いのです。無理に先生にならなくていいです。

 

そうではなく、きっかけを与えて、一緒に考える、調べる仲間になれば良いのです。

いまはスマホがあれば何でも調べられます。

 

逆に、無理に先生になろうとすると、大変になるのでおすすめしません。

勉強仲間で良いのです。

 

小5の家庭学習では、なにをどうやらせるかよりも、興味をもたせることが最も重要なのです。

教科書を読んで、ネタを準備しましょう。

全てのカバーするのは無理ですが、事前に学習内容を知ってればできることもあります。

 

まずは、ひとつで良いので、今週子どもと何をするかを決めてみましょう。

その一歩が必ず、親子のなにかを変えるはずです。

記憶するためのフックを増やそう

教室で同じ授業を受けても、子供の予備知識しだいで反応が違います。

家で図鑑や本を読んだり、親子で体験授業を事前に受けてたします。

 

すると、学校で先生の話を聞いてるとき、「これって、あの話と関係してるのかな?」と授業に食いついてくれます。
つまり、過去の記憶がフックになって、新しい知識を吸収しやすくなるのです。

 

脳の記憶のメカニズムから考えて、自然な流れです。同じ年齢の子を動物園につれていっても、見えてる景色が全然違います。

 

動物図鑑を家でよく読んでる子は、動物園のあらゆる情報が飛び込んできます。

 

小学生のうちは、知識を無理に詰め込むよりも、どれだけ記憶のフックを作れるかが勝負です。

ポイント
目次をコピーして、進捗具合を書き込む

教科書の目次をコピーして、気づきをメモしましょう。

  • 今学校で習ってる単元は、どこなのか?
  • 現時点での理解度
  • テストの点数

・今学校で習ってる単元は、どこなのか?

学校の進捗具合をチェックしておけば、「もうそろそろテストかな?」と逆算できます。

1点でも多くテストで点をとらせてください。苦手意識をもたせずに中学に進級させることが大事です。

・現時点での理解度

目の前で子どもに問題をだせば分かります。(教科書やノートから出題)

理解度が低い単元はテスト前に復習させましょう。とはいえ、理解度チェックと復習を同時にはやらないほうが良いです。

チェックは、あくまで確認にとどめます。
なぜなら、ここでブツブツ親が言うと、子どもが面倒になって協力しなくなります。

・テストの点数

春休み、夏休む、冬休みの復習すべき単元の優先度決めに役立ちます。

家庭学習をはじめる時間:子どもに決めさせる

いつ勉強させればよいのか?

悩むところだと思います。

わたしがオススメする時間帯は、夕飯前です。

空腹になると、グレリンというホルモンが分泌されます。

食欲を増やす役割があるのですが、それ以外に「脳の記憶を強化」します。

なので、脳が動けるだけの最低限のエネルギー補給(あめやバナナ、チョコでok)をして勉強するのが一番効率よく家庭学習ができます。

自分で選ぶと興味を持つ

親から頭ごなしに「夕飯前に勉強しなさい」と言っても反感をかうだけ。

もう5年生ですから、自分で決めさせても良い時期です。

子ども本人に決めさせる教育法は、脳科学的にも正しい方法です。

勉強に興味をもたせるにはどうすれば良いの?

と思ったことはありませんか。

実は、自分が使う教材を子どもに選ばせるだけでも、効果があることが分かってます。

なので、勉強する時間帯は、本人に決めさせるのが一番よいです。

もちろん、保護者からのアドバイスは良いのですが、そこに誘導しようとしてると、子どもにとられるのであれば、言わないほうが良いです。

遊んでから勉強するほうが集中できるのであれば、それでもかまいません。

ポイント
勉強を始める時間は、子どもに決めさせる

小5算数のポイント


小学5年生の勉強で、一番注意しないとダメなのは「算数」です。

やるべき課題を間違えると、いくら頑張ってもテストの点が上がりません。

ポイント
「ドリルで練習問題を繰り返せば良い」とは限らない

 

「理解できないのは、練習が足りないから」と分析し類題を大量にやらせたとしましょう。

これで点数が伸びる子もいます。しかし、全然効果がでない子もいます。

その違いは、過去に学習した内容をマスターできてるかどうか?

算数は積み上げ教科です。

1年~4年生で勉強したものが、5年生で習う内容に関連してる
ということです。


今やってる単元が理解できないのは、、、
練習不足ではなく、前に習った内容をマスターしてない
という可能性がある

ルールを理解してないのですから、
いくら大量練習させても、正解率が安定しません。

特に小学4年生の算数でつまずいて、そのままにしてるケースが多いです。

場合によっては、小5の今習ってる単元よりも前の内容、もしくは小1~小4に戻って復習させることも視野にいれてください。

ここから導き出される結論は、「学校の宿題をやってれば問題ない」は間違いということです。

学校の宿題は、個人の状況にあわせて出題されてるわけではありません。
一般的には、今日習ったものの類題をドリルから出します。

ポイント
練習不足なのか?過去の学習内容の理解不足なのか?を見極める

例)分数の約分ができない


次の分数を約分しましょう。3/6
答え:1/2

「3」と「6」の両方を割ることができる数字「3」が思いつかない
ということですので、、、、

  • 同じく小5でならう「公約数」の理解が不十分
  • 基礎的な「かけ算」をスラスラ言えない(小2)
  • 基礎的な「わり算」をマスターしてない

このあたりが原因になってる可能性があります。

解くのに時間がかかる、もしくは正解率が安定しない場合も原因は同じです。

家庭学習の教材選びで悩んでるなら

保護者が、どこまで子どもの家庭学数を管理できるかには個人差があります。

親がコーチとして子供を導く場合は、以下のリンク先ページを参考にしてください。

小学生への勉強の教え方。頭のよい子の保護者がやってること

これより下は、あまり子どもの勉強に関われない、時間がない保護者向けに、教材を利用した対処法を紹介します。

「家で勉強しない子」「勉強熱心な子(中学受験はしない)」の順番で解説します。

家で勉強しない子には

結論からいうと、「タブレット学習」がおすすめです。

 

保護者の一番の悩み。それは「勉強しなさい」と言い続けなければならないことではないでしょうか?

  • 子どものスレレスにならないか不安
  • 言うと、子どもが反抗してくる
  • 親のほうがストレスがたまる

誰も好き好んで「勉強しなさい」と子どもに言う親はいません。

将来が心配だから、心を鬼にして言ってるはずです。

なのに、「今やろうと思ってたのに!」と反抗されたら
親だってイラッとしますよね。

 

もちろん、反抗せずに、素直に勉強する子もいます。

でも、親が「勉強しなさい」と言わない限りやろうろしない子が多いです。

 

あとは、学校で宿題がでないと、家では全然勉強しないパターン。

もう5年生ですから、親としては中学や高校受験も視野に入ってくる時期だと思います。

自分で宿題以外の復習も、家でやる習慣を今からつけたいと考えますよね。


「勉強しなさい」とは言いたくない。

 

小5のうちに家庭学習の習慣をつけたい。

そんな方に、タブレット学習が教材として最適です!

タブレット学習のメリット&デメリット

デメリット:自宅に通信環境が必要。塾よりは安いが費用がかかる

費用としては小5の場合、5,000~6,000円/月ほどかかります。

公文に通わせるよりも少し安いぐらいです。

学習塾と比較すると、1万円~1万5千円ほど安く済みます。

とはいえ費用はかかりますので、投資するに見合ったものか?気になるところだと思います。

 

メリット:「勉強をやらされてる」という感覚がない

子どもの状況に応じた勉強内容をタブレットが考えてくれます。

それをゲーム感覚でクリアしていく流れになります。

家で勉強しない子は、とにかく飽きさせない工夫が必要なんです。

そういう意味では紙の教材よりも、動きや音で説明できるタブレット教材のほうが優れています。

メリット:努力の結果を見える形にできる!だから続く

学校から帰ってきたらタブレットを開きたくなる工夫が満載です。

自分のアイコンを作って、勉強をがんばった分だけ、タブレットの世界で遊べたり
みんなの前で表彰されたりと、努力が形になってあらわれます。

おもしろいから、楽しいから、勉強が続くのが一番良いですよね。

ふつうに勉強してると、努力が本人の目に見える形であらわれる機会ってあまりないんですよね。

あるとしても、学校で良い点数がとれたときぐらいです。

努力が点数にあらわれるのには時間がかかることも多く、これでは家で勉強しない子は三日坊主で終わってしまいます。

保護者がほめたり、ポイント制にして努力を認めるなどの工夫が必要なのですがいかんせん、仕事で忙しい人が多い。



タブレット学習は、「勉強しなさい」ともう言いたくない、仕事で忙しい
という家庭にはピッタリの教材だと言えます。


勉強用の専用タブレットを使いますので、家庭で新しく準備する必要はありません。勉強しないでYouTubeをみて遊ぶということもないので、安心です。

 

子どもはタブレットを壊す可能性もあるので、各社、追加料金がかかりますが保証サービスを実施してます。これには入っておいたほうが安心かと思います。

候補として以下の2つをオススメします。


  • スマイルゼミ
  • 進研ゼミ(チャレンジタッチ)

教材は子どもに選ばせるのが一番良いです。

学習内容に関しては、両者互角です。

  • 教科書準拠
  • 分かりやすい
  • 保護者の見守り機能

違うのは雰囲気です。

派手な感じというか、ゲーム性がより強いのがスマイルゼミ

なので、勉強した分だけ、タブレットのなかで楽しめる工夫がされてます。

進研ゼミの場合は、紙の通信教育の雰囲気がそのままタブレットになった感じです。
勉強をがんばってポイントをあつめると、モノと交換できます。

勉強に意欲的な子には、、、

中学受験する予定はない。

でも熱心に勉強する子には、教科書やドリル学習だけでは物足りないかもしれません。

もっと難しい問題に挑戦してみたいと言い出すかもしれません。

教科書や学校の副教材をクリアしてる子であれば、
本人が望んでるという条件付きで応用までチャレンジするのはアリです。

小学5年生用の教材(応用)で、何がおすすめなのか?

書店で問題集を買う

本屋さんで販売してる問題集、これが一番の候補になります。


メリット:教科単位で買えますの費用を一番安くおさえられます。

 

デメリット:解説に難あり。どの問題に対しても十分な量とは言えない。


買ったはいいが、解説を読んで一人で勉強するのは難しいとなる可能性もあります。

それを覚悟のうえで、まずは試しに1冊チャレンジしてみるのはアリです。

本屋さんで問題集を買うときのはポイントは、本人に選ばせることです。

親から渡されたものよりも、自分で選んだ問題集のほうが、やる気や継続力で大きな差がでます。

通信教育

問題集を買うよりも費用はかかりますが、通信教育を使うという手もあります。

  • 進研ゼミ(チャレンジ)
  • Z会
  • ポピー
  • スマイルゼミ

このあたりが候補になろうかと思います。


メリット:問題の解説が充実してる

 

デメリット:費用がかかる。本のレイアウトや、付録の量などで好き嫌いがわかれる

コスパの良い教材

どの問題の解説もしっかりしていて、通信教育よりも費用を安く済ませたい
そんな方にはリクルートが提供してるスタディサプリがオススメです。

スマホやタブレット、もしくはパソコンでネットが見られる環境さえあればokです。

1ヶ月980円で、主要教科の動画授業が見放題になります。
スタディサプリは人気講師をそろえてるので、解説が分かりやすいです。

動画授業は24時間、いつでもみられるので、お子さんのスケジュールにあわせ勉強できます。

紙のテキストは別途有料で販売されてますが、PDF形式で無料でダウンロードできるようになってます。

紙に印刷する必要もないと思います。PDFを画面に開きながらノートに問題をうつして解けば追加費用は一切かかりません。