英語よりも数学(算数)が大事な理由

このページでは小中学生の保護者向けに、英語よりも数学を頑張らせてほしい
という話をします。

個別指導15年の経験をふまえて、将来の高校入試から逆算した解説をします。

英語と、数学、どちらに力をいれる?

と2択で迫られたら、どう答えますか。

悩ましい問題だと思いますが、多くの人が「英語」と答えると思います。

幼児期から英会話スクールに通わせたり、熱心な家庭も多いですよね。
小学生の段階で英検3級、中学生で英検2級を取得なんてのも
それほど珍しい話ではありません(一般的になってます)

高校入試は「数学」で決まる

高校入試で英語が武器になるかとえば、必ずしもそうではありません。

POINT
偏差値の高い学校ほど、英語はとれて当たり前

合格のための基礎土台になるけれども、決定打にならないということです。
高校入試の英語は、中学卒業程度のレベルと上限がきまってます。

仮に英検2級程度の力(高校卒業程度)があっても、中学レベルをきちんとおさえてる子どもと同じ評価になるということです。

では、なにで差ががつくかというと、「数学」です。
これは15年の個別指導経験で、間違いなくそうだと言いきれます。

英語では満点とれても、数学になると60%ぐらいしかとれない子は多い。

小学校からの積み上げ!一発逆転が難しい

英語と数学は、積み上げ教科(ピラミッド型)といわれてます。

それぞれの学習項目がつながりあってるということです。

では、この2教科を比較したとき、積み上げ率が高いのはどちらか?

小学生からの内容が含まれる「数学」になるんですね。

英語は小学校でも少しやりますが、あまり関連性はありません。(そもそも目的が違うので)
つまり、過去の勉強、理解度をひきずる率が高い数学こそ、一発逆転が難しく、高校入試で差がつきやすいのです。

なので、早期英語教育にこだわるよりも、算数(数学)をしっかり勉強させたほうが、現在のペーパー重視の入試ルールでは勝ちやすいという結論になります。

算数(数学)の総合問題にふれさせる

算数(数学)の勉強で、意識してほしいのは、各単元の基礎土台の定着だけでなく、総合問題にふれる機会を、増やすことです。

高校入試の数学で、点がとれない子の特徴のひとつが、解き方が思い浮かばない、もしくは時間がかかりすぎるということです。

どういうことか?

単元別の出題なら、パターン学習で対応できます。

しかし、単元を横断した総合問題になると、複数の解法をつかうので、対処できなくなるんですね。

もちろん、総合問題をパターン学習させるという技もあるのですが、受験までの残り時間との相談になるので、効果的な対処法とはならないことが多いです。

定期的に模試を受けさせる

総合問題は、学年に関係なく、春休み、夏休み、冬休みにトライさせるのが良いです。

問題の入手法ですが、一番のおすすめは、地域系の模試です。
あれは将来の高校入試を意識して作られてるので、ムダがありません。

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問題集の選び方

書店にいって、よい問題集があれば、それでもかまいません。

ただ、その時点までに学習してる内容で構成してる問題というのは
ことのほか探すのが大変ではあります。(夏休みと冬休み)

まずは、長期休み用のテキストをペラペラめくって、どういう構成なのかを見ると良いでしょう。

単元別ばかりだと、今回の用途にはあいません。

春休みの場合は、教科書の内容を全て学習してる状態なので、夏休みや冬休みよりも問題は探しやすいです。

 

まとめ

高校入試の効率的な受かり方というのは、いろいろあります。

別に成績上位で入らなくてもよいのであれば、数学の点数が低くても他の教科でカバーすれば受かるという可能性もありますから。

ただ、入学後のことを考えれば、数学はできるにこしたことはありません。

しかも、数学が苦手な要因は、センスというよりも総合問題に取り組むトレーニングがあまりにも少なすぎるからなので、ぜひチャレンジさせてほしいなと思います。