小中学生の子育てナビ

小学生、中学生の保護者向けに、学力を伸ばす方法、子どもへの接し方を解説します。勉強に親がどうかかわるべきか、家で勉強しない、家庭学習を習慣化させたい、朝起きなくて困ってる。個別指導塾15年間の経験から解決法を教えます

小中学生の子どもに言葉の表現力を親がつけるメリットと方法

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子どもが小中学生の間に身につけさせたいのが「言葉の表現力」です。親の役目は子どもを一人前の大人にすることです。生きていくために必ず必要になるのが「言語能力」です。情報社会で高度な情報を使いこなすための基礎土台の力になります。今回は「子どもの言葉の表現力をどのように高めるか」について解説していきます。


まず大前提として作家にするための表現力を育成する話ではないことです。もちろんこれから話す内容はプロの書き手にも必要な力になります。でも今回の話は現代社会を生き残るのに必要な「言葉の表現力」です。つまり親が子どもに小中学生までに身につけさせたい能力、習慣の話です。


中学生の親は国語を後回しにする傾向


わたしが語らずも「言葉の重要性」を理解されている保護者は多いのは間違いありません。しかし小学生以下と中学生では全く親の対応が違うことに驚かされます。

入塾面談をしているとその差は歴然です。どういうことかといえば「国語」に対しての反応が違うのです。小学生の子どもを持つ親は「国語と算数をお願いします」とはじめから言います。しかし中学生の子どもがいる親は「英語と数学をお願いします」と言ってきます。もちろん予算の関係で国語の優先順位を後ろにしている可能性はあります。

中学生の受験指導をしていても保護者の反応はハッキリしてます。国語は後回しで残り4教科をなんとかしたい。たしかに国語が日本語がメインテーマですから、勉強してなくても他教科よりは点数がとれます。なので自力で勉強しにくい英語、数学、理科、社会を優先する気持ちはよく分ります。短期決戦の場合、わたしもそのように指導しますし。


ただ定期テストや高校受験を考えた場合の戦略であり、子どもの将来を見据えた「言葉の表現力育成」は別途対策すべきです。


大人になって「言葉の表現力」が必要になる場面

言葉の表現力を子どもにつけるメリットは本人だけでなく親にもあるのです。まず子どもの将来をイメージしてください。どんなときに言葉の力が必要になるでしょうか?


・セールス

目の前にいる人に商品やサービスを購入してもらうには会話力が必要です。会話は言葉で成り立ちます。口頭だけでなく文字も言葉です。インターネットで注文する場合、購入の決め手になるのは販売ページに書かれたストーリや説明、つまり文字ですよね。

・仲間からの理解を得るため

セールスだけではありません。自分の考えた企画を社内で実践するためにはプレゼンして理解を得なければなりません。このときにも言葉の力が必要になります。


・恋愛や結婚のため

私生活でも同様です。将来を共に生きたいとおもえる異性に出会えたとして、自分の想いを伝えるには言葉の力が必要です。


食べていくためにはお金が必要です。資本主義社会では基本的にモノやサービスの売り買いで成り立ちます。つまり自分の提供できるサービや商品をお客様に上手に説明できる力があれば、それだけ収入が増え豊かな生活をおくれる可能性があがります。

人間は一人では生きられません。仲間と共にビジネスは進めるものですし、つらいとき、苦しいときに支えある伴侶がいればどれだけ心強いか分かりません。

子どもに「言葉の表現力」を身につける親のメリット

これを親の視点におきかえてみましょう。表現力が足りないと、仲間に誤解されやすく、お客に商品やサービスが売れません。異性と出会う機会はあっても、自分の想いを伝えるのが得意ではないので彼氏(彼女)ができません。運良く向こうから告白されても、意思疎通がうまくいかないので恋愛が続きません。

社会人になっても親に仕送りを頼んできたり、結婚せずに家でゴロゴロしている。子育てが一段落したら、自分のために生きたいと考えているお母さんは多いですが、これでは無理ですよね。老後に生活が厳しくなる、破綻する理由のひとつが「子ども」なのをご存知ですか?まさか年金で30代、40代の息子や娘の面倒をみることになるとは。。。

これってフィクションじゃないですよ。現実に日本社会でおきていることなんです。


もっと子どもの言語能力の育成には力をいれるべきです。ひらがな、カタカナ、漢字がきちんと書けて、音読もできればokとはなりません。最低限の力であり、それだけでは心もとない状態です。

またセールスの話に戻りますけど、モノやサービスが少ない、珍しい時代はパンフレットを渡して人が商品説明すれば売れたんです。これは今もそうですけど。


わたしの例でいきますと10年前なら個別指導塾は珍しい時代でしたので、看板とパンフレットと軽い説明だけで入塾は決まりました。

商品やサービスの知名度が上がる、ライバルが増えるとそうはいかなくなります。いかにお客さまの悩みや不安を聞き取り、自分が提供する商品がいかに合致するかを言葉で表現できないと興味する持ってもらえません。






自分を表現するのが得意でない子どもをお持ちの保護者は、「うちの子は公務員にしたほうがいいと思うの」とか「コミニュケーションが得意じゃないから研究者向きだよね」という話になります。

たしかに販売・セールスがないイメージの職種ではあります。しかし公務員でも研究者でも言葉の力は必要になりますよね。自分の研究していることを学会に認めてもらうには論文を書いて、場合によっては発表しないといけません。公務員も機会的に仕事するわけではありません。窓口業務ならコミニュケーション力必要ですし、そうでないにしても公務を調整するには会話が必要になるでしょう。



このように言葉を駆使する力は必ず子どもに必要になります。ボキャブラリーを増やすことも重要ですが、それ以上に日々言語能力の筋肉を鍛えながら表現力をつけるチャンスを親が与えないといけません。具体的な方法に関してが別記事で紹介していきますので興味がある人はチェックしてみてください。


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