小中学生の子育てナビ

小学生、中学生の保護者向けに、学力を伸ばす方法、子どもへの接し方を解説します。勉強に親がどうかかわるべきか、家で勉強しない、家庭学習を習慣化させたい、朝起きなくて困ってる。個別指導塾15年間の経験から解決法を教えます

朝起きられない中学生の対策@病院に行く前に自宅でできること

f:id:hideti01:20161102230753j:plain

中学生になってから子どもが朝起きられなくなったと悩んでいるお母さん、お父さんが増えています。

傾向としては小学生のころは早寝早起きの活発な子で、今のような睡眠障害を起こすとは想像もしなかったというご家庭がほとんど。

朝になっても子どもが起きようとしないと、保護者は「夜更かしのせいだ」「中学校で何かあったのか?」「ただ怠けているだけ」という感じでマイナス要因を考え出します。


もちろん予想通りかもしれません。しかし朝起きられない原因がそればかりではないことに注目してほしいのです。

本人が起きたくても、体が反応しないことがあります。


状況しだいでは学校や病院にも相談しないといけませんが、まずは保護者の現状把握が優先です。自宅で可能な対策をためし、それでもダメな場合は専門機関を頼るのが望ましいです。

(この記事は2018年4月11日に更新されました)


中学生の子どもが朝起きられなくなったときの対策


大人でも5~10人に一人の割合で睡眠障害に悩む時代です。子どもを「怠けているだけ」と安易にしからず、現代病としてとらえるべきです。



中学生の子どもが朝起きられなくなったときの対策で一番重要なこと。

それは「保護者が根性論に走ってはいけない」ということです。

「気合がはいってない、甘えてるから、朝起きられない」と決めつけるのはNG!


朝起きられない症状が出たら、慎重に対処しないといけません。


もちろん、子どもに根性が足りないケースもあります。しかし、そうではなく「学校のいじめ」や「起立性調節障害」という病気の可能性もあります。

大事なのは、子どもと保護者の信頼関係を壊さないこと。そして、考えられる原因を保護者が把握してることです。

保護者が冷静に対処するには、全体感をしっかりおさえておくことが大事です。
先が見えないと、子どもと冷静に接することができなくなります。


可能性として

(1)悩みを抱えてる

(2)生活習慣がみだれてる

(3)イジメにあってる

(4)起立性調節障害になってる


(1)と(2)はセットになることが多く区別しにくいです。

つまり悩みを抱えていて寝つけず、ついつい夜中まで起きてしまうケース。

なので(2)と決めつけて、「早く寝なさい」とか「スマホやゲームをとりあげる」という力押しで対処するのは得策ではありません。





(3)は実に根が深く、子どもから保護者に「学校でいじめられてる」と告白されるケースは少ないです。

文部科学省の資料によると、中学生のいじめの発見のきっかけで、保護者が占める割合は13.7%しかありません。

小学生にいたっては9.9%と1割を切ってます。

参考)平成28 年度「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」(速報値)


わたしが個別指導塾で勤めてる間は、毎年1人は、朝起きられなくて学校に行けない子がいました。

まだ「起立性調節障害」という知識がなかったころは、いじめにあってるのではないかと疑い、保護者に学校へ確認してもらいました。

さらに、別の通塾生や本人に何気なく学校での様子を聞いたりもしました。

病院に通っても原因不明と診断されて薬がでるだけでしたが、だんだん「起立性調節障害」と診断されるケースが増えていきました。


OD(起立性調節障害)になった娘【厚生労働省】

男の子よりも女の子のほうがなりやすいというのも、わたしの体験とピッタリでした。



朝起きられない中学生の対策としては、以下の順番で取り組んでください。



・STEP1:生活習慣の改善

(いじめを想定したチェック)

・STEP2:呼吸、姿勢など身体的ストレスへの対処

・STEP3:病院



STEP1は主に、生活習慣の改善を意図したものです。

ここでは、寝つきをよくすること、目覚めを良くすること
この2点を対策します。


同時に、イジメがないかの確認もしてください。

ただ、学校にいきなり連絡するのではなく、身の回りのチェックからしてください。
子供の体に傷がないか、持ち物にイタズラがされてないかを見てください。

ただ、最近のいじめは、体やモノを傷つけるよりもネット上のケースが多いです。
つまり、子どもの体にあざがあるとか、金八先生で取り上げられたようなケースは減ってます。


とはいえ、

スマホの中身を保護者が勝手にみるのは、よほどのことがない限り控えたほうが良いです。
バレたときに今後の信頼関係にまで響きます。


「物理的な変化がない=いじめではない」と早急に判断しないことが重要です。
仮にいじめられてても、本人が親に告白する可能性は低いです。

ただ、ふだんの会話に小さなSOSが込められてるケースはあります。

『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学 (河出文庫) 』という本を読んでおくと、ちょっとした仕草なども含めた会話から、なにかを得られる可能性が上がります。

いじめを疑う親用に書かれた本ではありませんが、参考になります。



イジメではなく悩みを抱えてるケースも考えられます。

無理に話しをさせるのではなく、いつでも話せる環境を整えてください。


STEP2は、身体的ストレスによる不眠への対策です。

具体的にいえば同じ姿勢を続けることで、体の一部が圧迫され、睡眠障害を起こしてるケースへの対処法です。


STEP3は起立性調節障害を含めて、医師に診察してもらいます。



STEP1

睡眠ホルモンのメラトニンを知ることが、朝起きない子ども対策には重要


人間の睡眠にはホルモンが関係しています。特に重要なのは「メラトニン」という睡眠ホルモンです。


ざっくり言うと、、、

  • 体内にあるメラトニンは光をあびると減少する(眠気がなくなる)
  • メラトニンは「光」を感知して14~16時間後に分泌される
  • メラトニンが分泌されると眠くなる


なぜメラトニンの話しを先にするのかといえば、性能のよい目覚まし時計を買ってくる保護者が多いからです。

これは間違いです。大きな音で起こそうとするのは、身体的ストレスが強く逆効果です。

音ではなく「光」が重要であることを、メラトニンの説明をふまえて話していきます。


睡眠障害と光の関係

睡眠障害の対応と治療ガイドライン
睡眠障害の対応と治療ガイドライン

「睡眠障害の対応と治療ガイドライン(全12項目)」の5番目に「光の利用でよい睡眠を」と明記されてます。



もし子どもが朝7時に起きる生活をしていたとしたら、14時間後の夜9時頃にメラトニンが分泌され始め午後10~11時ごろに就寝というリズムが出来上がるというわけです。

このリズムが中学生から崩れたとしましょう。


朝7時起床→午前0時就寝の生活習慣になっていたとすると、、、、

・メラトニンの分泌は遅くとも午後11時には終了するので、午前0時に布団の中にはいっても、なかなか寝つけない。

・睡眠時間が減る


という問題が発生します。ここで重要なのは「睡眠はホルモンの分泌で起こる習慣」なんだということです。

気持ちの問題として考えてしまうと、起きられない子に対して「ナマケモノ」というレッテルをはってしまいます。


朝起きられない子どもに対し、がんばっても起きられない可能性があることを知ってほしいのです。



もちろん、生活リズムを壊した原因が朝起きられない本人にある可能性は否定できません。

ただし「根性が足りない」「ナマケモノ」という感じで保護者が子どもに接してしまうと、誰も味方がいなくなりますので心を閉ざしてしまい、心の問題に発展してしまいます。


まずは睡眠のメカニズムは科学的に説明がつくことを知ってほしいのです。逆に【睡眠障害は科学的に対処できるものである】とも言いえるのです。


朝は光を浴びせ体内メラトニンを減少させて眠気を飛ばす

朝起きられない子どもに、お母さんやお父さんがやるべきことは、大声て起こすことでも、布団をはぎとることでもありません。


子どもに「光」を少しずつ浴びせることです!


さきほど説明した通り、体内の睡眠ホルモン「メラトニン」は

・光を浴びると減少して眠気が飛ぶ。

・光を浴びて14~16時間語に再び分泌される


この法則を利用して、子どもが起きやすい状況を作れば良いのです。仮に子どもを7時に起こしたいなら、午後10時~11時に眠らせるようにします。

あくまで目標時刻であり、はじめから思ったようにはいきません。ただ、ゴールを決めないと、次になにをやるかが具体的にきまりません。

そして起床時間より少し前から光を浴びせて、体内のメラトニンを少しずつ減らす。これで負担なく子どもを起こせます。

【注意】光は少しずつ浴びせることが大事です。


「午後10時~11時に眠らせる」というハードルも非常に高いです。この対策はあとから話します。

まずは朝光を浴びせることで、ある程度の就寝時間を操作できることを覚えておいてください。

朝起きられない子は、光を浴びる時間が遅くなります。

メラトニンが分泌される時間もズレて、どんどん就寝時間が遅くなるのです。



朝光で目覚めさせるのは、就寝時間のコントールだけでなく、起きるための負担を減らす効果も期待できます。



しかし、親が起こさないように子どもに近づき、光を浴びせるのも一苦労です。


パナソニックでは睡眠家電としてLEDシーリングライト、パナソニックエアコンなど部屋全体の睡眠環境を提案してます。

panasonic.jp

ただ、設備投資にかかる金額も大きいです。

まだ睡眠障害の原因が生活習慣の乱れとも断定できてません。



そこでオススメなのが光目覚まし時計です。

f:id:hideti01:20180227222741j:plain
81%の人が朝が楽になったと回答した光目覚ましinti(インティ)

目覚まし時計といえば、音で起こすのが一般的ですよね。

しかし、音は体内のリズムに関係なく、強制的に起こそうとするものです。なので人体にかかるストレスが非常に強いのです。

光であれば、睡眠ホルモンの増減によりストレスをかけずに起こせます。

・使用イメージ
f:id:hideti01:20180227222446j:plain





youtu.be


光目覚ましinti(インティ)がめざましテレビで紹介されました。

人間が屋内で感じる太陽の光とインティは同じぐらいの明るさです。なので無理なく起きられるのが映像からも分かります。




ノーベル医学生理学賞に「体内時計の分子メカニズムを解明」が選ばれたこともあり、

「光目覚まし」に注目する企業もではじめてます。

安価な商品には気をつけてください。

LEDから目を守る保護レンズがついてないモノが多いです。

これだと、子どもの目を痛めてしまいます。



インティは家電量販店では販売されておらず、通販のみです。

興味はあるけど、「実際に手にとって見られないのはな~」と思うかもしれません。


インティは3ヶ月*1使って満足できない場合は、お金を返してくれます!

なので安心して、インティを試せます。


光目覚ましinti(インティ)の公式ページを見てみる⇒








子どもの寝つきを良くする方法:光を遮断するなど

とは言うものの、初めの段階では寝つきも良くないハズです。なぜなら午前0時に眠る体内リズムが出来上がっているからです。


なので寝付きをよくする方法を実践します。

・部屋を真っ暗にする
・就寝直前の入浴(特に42度以上)は禁止(体温が上がりすぎると寝つきが悪くなります)

・就寝1時間前には、脳が興奮するこはさけるようにする

→先のストーリー展開が気になる漫画や本はさけること。逆にいえばあまり興味のないモノを読んで脳を眠くするという方法もあります。

例えが歴史が嫌いな子になら、社会科の教科書を読ませるなど。

中学生になるとゲームよりも音楽が好きになる子が増えます。

できれば歌詞が入ってるもの、アップテンポの音楽は寝る前は脳が興奮するのでさけるべきです。

(歌詞が入ってるものでも、脳が歌詞を追わないくらいに何度も聞いてるものなら問題ありませんが)

わたしのおすすめは雨の音を聞かせることです。マイナスイオンが発生しているような心地良い音源があります。

・食事は就寝3時間前には済ませること

・寝る前に水を飲ませる。
→これは喉が乾いて寝ている最中に起きてしまう子にしてください。

・寝る前にトイレに行かせる
→途中で起きないようにするためです。



この他にも子どもの寝付きがよくなりそうなものは何でも試してください。

寝ようと意識すると逆に眠れなくなるという考えもありますが、保護者が対処しようとする姿勢をもつことが重要です。

子どもが自然の成り行きにまかせて解決できるなら、朝起きられないことにはなりませんから。


朝子どもを起こすときには「音」ではなく「光」で起こす

目覚まし時計や人の声で急に深い眠りから起こすのは、いきなり時速100キロのスピードを車で出すくらいの負担になります。
光を浴びせることで体内にあるメラトニンは徐々に減少し、眠気がなくなることで目覚めます。

なので起こしたい時間より少し前から光を浴びせるようにしていきます。



理想の睡眠時間は個人によって違うのですが、それでも6~7時間半程度は最低でも確保してください。90分を1周期として、その倍数にあたる時間で探していきます。

ここでいう「90分」とは平均値にすぎません。子どもによってズレますし、時期によって異なります。

大事なのは気持ちよく目覚められる時間帯を検証して探すことです。

寝つきが良い悪いの定義も重要です。

ドラえもんに登場するのび太くんは3秒で昼寝モードに入れる強者です。

布団にはいって、どの程度までに眠れたら寝つきが良いのでしょうか?

30分を目安に考えてください。


のび太くんの3秒は漫画の世界なので許される時間で、本来なら相当の疲労がたまって危険な状態と判断されます。

ということは6時間の睡眠を確保したいなら6時間30分布団の中にいないとダメなわけです。




寝ようと意識するほど、眠れなくなるものです。

睡眠障害の対応と治療ガイドライン
睡眠障害の対応と治療ガイドライン

「睡眠障害の対応と治療ガイドライン(全12項目)」の3番目に「眠たくなってから床に就く,就寝時刻にこだわりすぎない」と明記されてます。

理想の睡眠時間を確保することは大事ですが、そこを意識するあまり、この時間までに寝ないとヤバイ!!!と意識を強くしてしまうのもマズイです。

子どもの性格によるのですが、そんな場合は方針を変えましょう。

寝る時間はズレてもよいので、起きる時間だけを一定にしてください。

もちろん、いつまでも寝ないでゲームしたり、スマホをいじってるのはいけません。

この時間になったら一切禁止というルールを作りましょう。

布団に入る時間は決めておいて、寝れなくても気にしなくて良いと子どもに伝えておきましょう。





以上の方法を試しても寝つきが改善しない場合は
サプリメントを使ってみましょう。


睡眠環境を整えるには体内のケアも重要です!

いざ、快眠サプリを薬局に探しにいくと
大人用はあっても子ども向けは見つかりません。


通販でしか買えませんが「しゃっきリズム」は、子どもが飲んでも大丈夫な快眠サプリです。


昭和23年創業の老舗店が開発したサプリです。


「テアニン配合量230mg」は業界トップクラスです。

さらに高級ハーブの「サフラン」を快眠サプリにいれてるは、しゃっきリズムだけ。


話はそれますが、サフランを摂取すると、心を鎮めて集中できるようになります。

独特の香りがあるので、嫌いな子もいるのですが、オススメです。


しゃっきリズムならニオイも気にせず、サフランがとれます。

目覚めがよくなり、1日の中で最も集中できる起床4時間内を、ベストな状態で過ごせるようになります。

受験生には特におすすめのサプリです。


しゃっきリズムの公式ページを見てみる⇒






同じ時刻に起こす

睡眠障害の対応と治療ガイドライン
睡眠障害の対応と治療ガイドライン

「睡眠障害の対応と治療ガイドライン(全12項目)」4の番目に「同じ時刻に毎日起床」と明記されてます。

土日、春休み、、、学校が休みの日ぐらい、、、と甘やかさず平日と同じ時刻に起こしてください。

可哀想かもしれませんが、休み明けに起きる本人の苦労を考えれば、甘やかしは厳禁です!


STEP2

作成中です

*1:「光だけで起きられるようになる。」「光を浴びて朝からスッキリする。」という状態になるには、3ヶ月かかるから。