連休明けから、新しい生活様式の模索が始まります。
子どもの勉強も例外ではありません。
学校だけでなく学習塾や家庭教師も含めて新しい時代への対応が求められています。
このページは、小学生、中学生の保護者向けに、これからの「子どもの学び方」について解説します。
キーワードは「オンライン学習」「自己管理」「目的意識」です。
目次
オンライン学習
学校、学習塾、家庭教師、いずれにしてもオンライン授業の導入が加速します。
オンライン学習とは、インターネットを通して勉強する仕組みです。
- 動画授業
- ライブ授業
- タブレット学習
動画授業は「You Tube」、ライブ授業は「スカイプ」や「Zoom」が利用されるでしょう。(いずれも無料)
自宅でオンライン授業を利用するには、インターネット環境とデバイスが必要になります。
データ通信量をたくさん消費するので、自宅にネット回線が必須!(Wi-Fi環境)
デバイスはスマホ、タブレット、パソコンのうち、いずれかあればok
※「タブレット学習」にはタブレットが必要です。
自己管理できる子へ
休校中、家で全然勉強しない子にイライラした保護者も多いと思います。
「自己管理」が、子どもの学力に大きく影響します。
これからは、保護者の負担が大きくなります。
いつ、休校になるか分かりません。
学校や塾にまかせていた部分を、これからもフォローしてもらうのは厳しい。
ある程度の負担増は覚悟しないといけません。
家で勉強する習慣作りは必須です。
とはいえ、保護者が子どもの勉強全てを管理するのは難しいですよね。
そこで重要になるのが、「子どもの自己管理力」です。
いちいち、子どもを注意しなくて済む仕組みを作りましょう。
仕組み1:時間割を作る
・何時に起きる
・いつ、何を勉強する
・何時に眠る
この3点を考慮して、子どもにあった時間割を作ります。
教科編成が面倒なら、学校の時間割をそのまま利用しましょう。
目的意識を持たせる
これからは、子どものやる気、モチベーション管理がますます重要になります。
友達や先生がいたから、頑張れたことも多いでしょう。
学校や塾で過ごす時間が減った分、保護者のフォローが必要です。
- 「なぜ、今勉強しないとダメなのか?」
- 「この単元を勉強する理由は何なのか?」
- 「勉強すると、どんな良いことがあるのか?」
上記3点は、個別指導塾の講師が生徒に必ず伝えるメッセージです。
保護者から伝えていただき、学ぶ目的を意識させてください。
これは小学生、中学生、年齢に関係なくです。
1回伝えるだけで、どうにかなる話ではありません。
継続が必要です。
ただ、何度も繰り返すうちに、子どもの学びへの意識が変わります。
15年の個別指導の経験から言って、間違いありません。