授業についてけない中学生、もしくはその保護者向けに「追いつく方法」を解説します。
先生の言ってる意味が分からない。
いつあてられるかもしれない、そんな恐怖と隣合わせに話を聞く時間は苦痛でしかありません。
家で復習するにしても、何が分からないかがワカラナイ。。。
そんな中学生は多いと思います。
これでは対策のたてようがありませんよね。
授業についていけない理由と対処法を、分かりやすく説明します。
目次
数学についていけない
「数学の授業についていけない」と悩んでる中学生は多いです。
分からなくなる原因はハッキリしていて、ピラミッド型の学習内容になってるからです。
例えば中1で習う「反比例」が分からないとしましょう。
このとき多くの中学生が「自分は比例ができてないから、授業についていけないんだ」と分析してしまいます。
しかし、実際は小学生で習う「分数」を理解してないケースが非常に多いです。
知識を積み上げていくパズル型の学習は数学だけではありません。
英語もそうです。ただ中1から本格的に学習がスタートするので、数学ほど勉強が分からなくなるということはありません。
数学は「算数」が基礎になるので、小学生の学習内容を理解してないとジワジワとわからなくなっていきます。
英語についていけない
英語が分からないと思ったら、やるべきことは2つです。
まずは単語をしっかり暗記してください。
中学英語は単語さえわかれば、日本語で内容を予測することは難しくありません。
授業に追いつくという意味では、「英単語→日本語」ができればokです。
テストで点をとるには「日本語→英語」もできないと無理ですが、最初は欲張らないことが大事です。まずは追いつくことを優先しましょう。
ふたつめは文法の復習です。ただ、やみくもに復習しても効率的ではありません。
まず「Be動詞」と「一般動詞」の単元を徹底的に復習してください。
それぞての肯定文、疑問文、否定文の仕組みを理解すること。
「Be動詞」と「一般動詞」の問題を単元別だけで解くのではなく、混合問題でも100%正解になるまで訓練すること。
「現在進行形」「比較級最上級」「現在完了形」「関係代名詞」、、、
これらの単元をバラバラにやってもエネルギーが分散されてしまいます。
そうではなく、根本から復習するのです。
具体的にいえば「動詞」の仕組みです。だからこそ「Be動詞」と「一般動詞」から英語の勉強をするのです。
現在進行形の疑問文や否定文の作り方は「Be動詞」のそれと同じです。
現在完了形の疑問文や否定文の作り方は、have(has)を「Be動詞」と考えればスグ分ります。
これは「助動詞」の疑問文や否定文の作り方も同じことがいえます。
塾についていけない
学校ではなく塾の授業についていけない中学生もいます。
集団塾のハイレベルコースになった生徒に多い傾向です。
塾(集団塾)のために塾(個別指導)に通うケースがあります。
保護者としては集団塾をやめさせるか、クラス変えを希望したいところだと思います。
ただ、本人は「やめたくない」と言うことが多いです。
そんな場合は自分で復習するしかありません。個別指導塾に頼んで、集団塾のテキストに対応した授業を組んでもらうのが一番復習はしやすいです。
ただ、内容によっては通常料金では受けてくれないかもしれません。
部活をやってる子だと時間的な制約もあるので、ダブルスクールは厳しいかもしれません。
そんな子にはリクルートが運営するスタディサプリが最適です。
ネット環境があればスマホでもパソコンでもタブレットでも、一流講師のわかりやすい授業を受けられます。
学年をまたいだ復習もできるので、効率的に塾の授業に追いつくための復習ができます。