中学1・2年の総復習のやり方。保護者から子供に教えてほしいこと

高校入試を控えた受験生がいる保護者向けに記事です。

中学1年と2年の総復習を、効率よくすすめる方法を紹介します。

個別指導塾15年の経験から、復習で一番重要な要素「タイミング」を中心に話します。

※これから話すのはテスト前の勉強法ではありません。テスト範囲が配られる時期、多くの中学校は2周間前だと思いますが、いわゆるテスト週間の勉強法ではありませんでご注意ください。

短期戦と長期戦の復習のやり方は違います。

復習はいつやるの?今、、、じゃなくても良いかも

復習の仕方で一番大事なのはタイミングです。
いつ復習するのがテストで良い点数をとり成績を上げる効果が期待できるかということです。

 

復習のタイミングについてアンケートをとると、多くの人が「勉強した当日が良いと思う」と答えます。
※実際にやっているかどうかは別として、いつがいいと思いますか?という質問をしています。

 

たしかに勉強した内容をすぐ復習するほうが良いと思うのは当然です。
しかし数ヶ月先のテストで点数をとる前提だと話が違ってきます。

心理学でこんな実験結果があります。
勉強した直前に復習をするしないで1週間後のテストは雲泥の差が開いた。

今度は勉強からテストまでの期間を3週間後に変更しました。
そしたら復習をするしないに関わらず悲惨な点数という結果になったそうです。

つまり勉強した直後に復習をすると1週間後なら覚えているけど、3週間後では復習してない子どもと同じになってしまうということです。

 

じゃあ、いつやればいいの?と思いますよね。

復習日の決め方~入試までの残り期間を6で割る

仮に高校入試まで3ヶ月(180日)あるとしましょう。
その場合30日後に復習するのが一番エネルギー効率が良いと感じています。

ポイントはテストまでの残り期間を6で割った数字の後に第一回目の復習にとりかかるのです。

2回目の復習はテストまでの残り期間に対して等間隔になるように勉強スケジュールをたてます。

つまりテストまで残り180日間であれば1回目の復習が30日後、2回目以降は自由。
ここでは14日後と設定したとすれば、最初の勉強から44日後、1回目の復習から数えると14日後に2回目の復習をするのです。

 

ここで誤解のないように話しておきたいことがあります。
それは勉強した直後に復習することが悪いことではないということです。

やってはいけないと言いたいのではありません。
時間や精神的なエネルギーを効率よく使いたい子どもへのアドバイスとして話しています。

 

仮に勉強直後に復習をいれるなら、1週間後は大丈夫でも3週間後には忘れてしまう実験結果がありますから、その間に復習をいれると良いでしょう。

勉強して2週間後あたりに2回目の復習を設定すると良いかもしれません。

十分に理解できてない内容は直後に復習する

ここで紹介した復習のタイミングは学習内容を全て理解していることが前提です。
前の学習内容を理解してないと困る教科に対しては直後に復習したほうが良いです。

具体的にいえば英語と数学です。
直前の授業を理解してないと次の授業も分からない、、、となる可能性が高くなります。

学校の授業だけでだいたい理解できる子どもは上で話したようなスケジュールで問題ありませんが、先生の言っている意味がよく分からない場合は直後に、教科書や参考書を読んだり、分からない場合は先生に質問をしに行く必要があります。

 

※理科の中でも計算式を使う電気や天気など一部学習内容に関しては授業中に理解できない場合は数学同様に勉強直後の復習を推奨します。

直後に復習をした場合は、前述の通り2週間後あたりで復習を一度いれて、その後は等間隔で2回目、3回目の復習をいれると良いです。

 

中学12年の総復習するための勉強法

復習のスケジュールの作り方の次は具体的な勉強法です。これは教科や単元の特性により異なります。

理科や社会の復習のやり方

社会や理科など暗記教科と言われるものに関しては、教科書やノートを読むだけよりもテスト形式の復習をとりいれたほうが記憶されやすいです。

 

つまり「聖徳太子が十七条の憲法を制定して役人の心構えを示した。
そして冠位十二階で家柄にとらわれずに能力のある者を役人にした」とノートや教科書で読むだけでなく、

「(     )が(     )を制定して役人の心構えを示した。そして(   )で家柄にとらわれずに能力のある者を役人にした」

という感じでテスト形式の復習をするのです。理想は学校のテスト問題に近い形にすることです。

これには理由がって覚えることを思い出すことは脳の動きが違うからです。
暗記カードを使って社会科の重要用語を全部暗記したにも関わらず点数がとれない子がいます。

そういう子どもに共通しているのは、答えを聞いたら知ってるものばかりだった、、、ということ。
つまり覚えることはできても、設問に対して思い出すことができなかった、もしくは設問の意味がわからなかったということです。

なのでテスト形式で復習することが重要であり、それは本番のテストに近いものがベストであるといえます。
教科書のほかにワークが配布されていたり、問題プリントが配布されてる場合はそれを使いましょう。

学校が配布しているものからテスト問題が作られることは多いですから。
もし教科書しか渡されてない場合は、自分で問題を作るか市販の問題集を買うかの二択です。

前回の定期テストの問題を研究しながら、この分野で同じ先生が問題を作るとしたら、こういう問題を作るかも、、、と予測させながら問題を作られるのもアリです。成績は4以上あれば問題なくできるでしょう。

市販の問題集を買う場合は一問一答形式が良いです。

中学数学の復習のやり方

数学の復習の仕方は、問題をこなすことです。数学が苦手な子どもには似たような問題をできるまで何回もやらせること。
学校のワークだけだと類題が足りなくなるので、市販の問題集を1冊準備しておくとよいでしょう。

数学ができる子どもは、さまざまな問題パターンにふれさせることです。
学校で配布されているワークだけでなく、さまざまな問題がパターン別にまとめてある問題集を用意してあげると良いです。

おすすめはチャート式ですね。高校生になるとチャート式は推奨参考書になってたりします。
今は中学生用のチャート式がでているので、本屋で確認してみてください。

数学の勉強の仕方は、問題パータンの分類と解法の暗記をいかに効率よくさせるかが重要です。
じっくり考えて答えをだすのも数学のおもしろいところですが、時間に余裕のない子どもがそれをやると他教科へのしわよせが大きくなります。

なので数学を復習は、分からない問題は答えを見て解法を理解させるという方法が良い場合が多いです。

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