小学4年生の勉強方法。家庭学習で保護者が注意すべきポイント

小学4年生から学習内容の難易度がグッと上がります(特に算数)。
塾や通信教育の資料請求が増えます。

それだけ、小4に危機感を持っている保護者が多いということですね。

このページでは個別指導15年の経験をふまえて、家庭学習のポイントを話します。

子どもが苦手な教科、未習得単元を最低3つ言えますか?

ステップ1は「Where(どこ)」

教科書の目次を地図と考え、子どもの現在地を把握します。

正しい位置が分からないと、目的地も、たどり着く方法も決まりません。[/say]

学習内容の理解度をチェックしましょう。
教科書の目次をコピーして、気づきをメモします。

単元が全部分かっているなら◯、ダメなら☓をつけます。
理解度が半分なら▲、横に復習内容を箇条書きしてください。

親も教科書を読む

もし、子どもが使ってる教科書をよんだことがないなら、ぜひ!

たしかに、4年生の内容を大人がみたら簡単かもしれません。

しかし、それは結果論であり、
学生時代の長い過程(すぐ覚えられたわけではない)があったはず。

大人になり、親になると、自分が子どものころはどうだったかを忘れて教育しがち。
子どものテストの点数(結果)だけで判断したり、、、

えっ、こんな簡単な問題もとけないの?

と焦って、塾や通信教育の資料集めを始めてしまいます。

 

  • どういうステップで、知識を習得するのか?
  • 子どもが、どこでつまずいてるのか?

特に算数は、親が小学生のころと違う教え方になってることもあります。
子どもが習う前に、教科書をよんでおけば、慌てず対応できます。

 

子どもの理解度をチェックする

 

小学4年生の勉強時間

ステップ2は「When(いつ)」

時間帯によって、子どもの集中力が違います。

同じ時間勉強するにしても、意図的に休みをはさんだほうが効率が上がります。

一般的には「学年×15~20分」と言われいてます。

4年生なら60~80分になります。

厳守する必要はありませんが、目安にはなります。

ちなみにベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査 2013」によると、小学4年生の平均学習時間は71分となっています。

※学校の宿題+家庭学習(塾を除く)

 

私がお伝えしたいポイントは2つ。

  • 家庭学習の習慣がない子に、いきなり60~80分は厳しい
  • 休みなしで勉強する必要はない

 

家で勉強するのに慣れていない子は、目標15分からスタートさせましょう!

時間にこだわらず、難しそうであれば5分で切り上げてもかまいません。

正直、最初は5分でもキツイと思います(学習習慣のない子にとって)

家庭学習を習慣化させるために大事なのは、何時間勉強したか?よりも(1分でも良いので)家で勉強したという事実です。

小さな成功体験を積み上げていきましょう!

 

小学4年生の勉強時間の目安は60~80分と話しましたが、1日の総合時間です。

どんな子でも休みなして80分はきついですし、集中力がきれて非効率。

人間の1回に集中できる時間はせいぜい15分前後です。

20分勉強したら、一度休憩をはさみましょう。

はじめは「宿題+20分」を目標にするのがオススメです。

宿題の量は、担任の先生によって異なると思いますが、例えば宿題5分+20分=合計25分でも最初はかまいません。

宿題以外の勉強を家でやる習慣をつけるのが目標なので、時間にこだわりすぎないよう注意してください。

 

次のステップとして「宿題+α」で60分~80分を目指します。

小学生の場合、勉強時間と学力の相関関係は強いです。

勉強のやり方が大事なのですが、ある程度時間も確保しないといけないということです。

(中学生の場合は、小学生ほどの学習時間と成績の相関関係はなくなります。やり方が大事)

ただし、2時間も3時間も無理やり勉強させても、逆効果になることもあります。

本人が好きで勉強するなら良いですが、強制的に長時間やらせるのはNGです。

60分~80分、家庭学習の時間がとれていれば良しとしてください。

 

 

勉強させる時間帯は?

脳が集中できる時間帯は、夕食前です。

ある程度の空腹感があったほうが脳は集中できます。

「お腹が空いてたら、勉強に集中できないのでは?」と思うかもしれません。

実は逆なんです!

空腹になると、グレリンというホルモンが分泌されます。

主な役割は食欲増進なのですが、記憶を強化する働きもあるんです。

でも、完全にエネルギー不足だと脳が動かないのでブドウ糖を補給します。

あめでもチョコでもバナナでも良いです。

 

帰宅後すぐの勉強が理想ですが、こだわりすぎはよくありません。

大事なのは、保護者に導かれながらも「自分で決断してる」という感覚をもたせること。

 

どんなささいのことでも、決断させると、自分ごととして参加するという心理学の実験結果もあります。

低学年のうちは、保護者が導くことも多いのは当然ですが、もう4年生ですから、少しずつ本人に決めさせましょう。

 

脳が集中できる時間帯は、夕食前

 

小4から何がどのぐらい難しくなるのか?

ステップ3は「What(なに)」
小学4年で習う学習内容の、何が難しいのかをチェックしましょう。

国語(漢字)

習う漢字の数は3年生と変わりません。8~12画の漢字が多いのは3年生と同じですが、18~20画の漢字が3年生では1字に対し、4年生では7字配置されてます。
小3と小4で習う漢字の画数と字数の比較
(参考)別表 学年別漢字配当表:文部科学省

漢字の数

4年生で習う漢字の数は200字(小3も200字)

画数

3年生で習う漢字で一番画数が多いのは18画の「題」

4年生では、18画の漢字が3字(観、験、類)19画が2字(願、鏡)、20画が2個(議、競)が配置されてます。

算数

算数は、抽象的な学習内容が増えます。
日常生活でふれたことがない内容、理解しないといけない言葉の定義が多く、国語力も重要な要素になってきます。

(1) 整数が十進位取り記数法によって表されていることについての理解を深める。
ア 億,兆の単位について知り,十進位取り記数法についてまとめること。

(2) 概数について理解し,目的に応じて用いることができるようにする。
ア 概数が用いられる場合について知ること。
イ 四捨五入について知ること。
ウ 目的に応じて四則計算の結果の見積りをすること。

(引用)第2章 各教科 第3節 算数:文部科学省

 

「億」や「兆」は、これまでの生活で使ったことがない単位を勉強します。

・4730を千の位までのがい数であらわすといくつですか?
・9562を上から1けたのがいすうにしましょう
・四捨五入して、百の位までのがい数にしたとき、1700になる整数は( )以上(  )以下

このような問題を扱います。
「四捨五入」自体のルールは理解できる子は多いのですが、、、「千の位まで」「上から1けた」「整数」など、言葉の概念を正しく理解してないと苦労します。

D 数量関係

(2) 数量の関係を表す式について理解し,式を用いることができるようにする。
ア 四則の混合した式や( )を用いた式について理解し,正しく計算すること。
イ 公式についての考え方を理解し,公式を用いること。
ウ 数量を四角,三角などを用いて表し,その関係を式に表したり,四角,三角などに数を当てはめて調べたりすること。
(3) 四則に関して成り立つ性質についての理解を深める。
ア 交換法則,結合法則,分配法則についてまとめること。

(引用)第2章 各教科 第3節 算数:文部科学省

・550-(130+20)
・6×3+7×4
・10-(19-2×8)
・6×(23-63÷9)
・104÷(32-19)×6

このような問題を扱います。
「( )を最優先に計算、次にかけ算とわり算、さいごにたし算とひき算」というルールの暗記&定着はさせやすいです。

それよりも、これまで学習してきた四則(たし算、ひき算、かけ算、わり算)が定着してるかがポイントになります。
1問をとくのに最低でも2回計算しますので、ケアレスミスが多い子だと苦労します。

算数の授業が四則計算に入るまでに、基本計算をしっかり定着させましょう。

どんな勉強法が子どもに合っているのか?

ステップ4は「How(どのように)」
どのように勉強させるのが一番良いかを考えみましょう。

「学校の宿題だけで良いのか?」「+αでやるとしたら、塾?通信教材?市販の問題集?」
学習内容が難しくなる4年生だけに、保護者の悩みも一段と深くなると思います。

ポイントは、教科書の内容を理解して記憶する学習法であれば、どの手段をとってもかまいません。

まずいのは、本質からずれた勉強法を熱心にやってしまうことです。

よくあるのが、「問題演習」を成績アップの手段ではなく目的化してしまうケース。

間違えても解説を読まず、とにかく1日のノルマをこなす、たくさん問題を解いて、なんとなく勉強したつもりになる。これが一番不幸な勉強法です。

学校の宿題で手一杯であれば、無理に+αの勉強を増やさなくてokです。

その代わり、「宿題をこなす」のではなく「宿題を通して教科書を理解させる」という考え方をしてください。

学校の宿題をやっても時間に余裕がある子はどうする?

「宿題+α」の目的を明確にするのが先です。

  • テストで80~90点をとらせたい
  • 応用題にチャレンジさせたい
  • 先取り学習をさせたい

上から順に考えていくと良いです。
つまり、学校のテストで80~90点がとれない子に、「先取り学習」をさせるのは、理にかなってないということです。

テストで80~90点をとらせたい

ステップ1:宿題の取り組み方を確認する

宿題をこなすだけになっていないかを確認してください。

学校のテストで70点以下の子に多い特徴です。
お母さん方に協力いただき、お子さんの宿題を全てチェックして分かった共通点です。

  • 提出日の朝に、泣きながら解いてないか?
  • 漢字の書き取りは、覚えようと意識しながら書いてるか?(字は丁寧か?)
  • テレビを見ながら宿題をやってないか?
  • 分からないことがあったら、辞書や教科書で調べているか?
  • 間違いをそのままにしてないか?

学校のテストで80~90点を目指すなら、+αの勉強を取り入れる前に、宿題に真摯に向き合う姿勢の育成が先です。

ステップ1では、宿題の内容を、自主的に再度取り組むまでが含まれます。
漢字の読み書き、算数の問題演習は繰り返しが必用です。

授業と宿題だけで、繰り返しが十分な子と、それだけでは足りない子がいます。
宿題をやり終えた時点では理解できてる子でも、テストまでに忘れることもあります。

ステップ2:+αの勉強法を取り入れる

宿題を真面目にやっても点数が上がらない子は、基礎知識にヌケがあるなどの理由で学校の授業を理解しきれてない可能性があります。
その場合は、保護者がフォローする、分かりやすい参考書を用意する、塾などでプロに任せるなど+αの勉強が必用になります。

応用題にチャレンジさせたい

ここで言う応用題とは、学校のテストはあまり出題されないハイレベルな問題とします。(受験しない場合、私立レベルは除く)

学校のテストが80~90点を切らない場合、このエリア(応用題)でいくか、それとも「先取り学習」させるか、もしくは、「これ以上は望まない、遊ばせる」の3択です。

基本事項は学校で習ってる前提なので、単元の詳しい説明は参考書や問題集には求めなくてもokです。ただし、保護者がフォローに入る入らないに関わらず解説が充実してる問題集を選びたいものです。

先取り学習をさせたい

小4だけでなく、小5、小6の内容を先取り学習させ、場合によっては中学受験(中高一貫)を検討したり、先々の高校入試に備えることができます。

お子さんの理解にあわせて進める教材として、通信教材は難しいと思います。
進研ゼミ、Z会教材が送られてくるペースが一定なので、お子さんにあわせて進められません。

飛び級で申し込むことはできますが、学年ごと上で進めることになります。

スマイルゼミ(タブレット学習)は飛び級で申し込まなくても先取り学習できるので、通信教育で進める場合の候補になります。

市販の参考書や問題集で先取り学習させる場合は、説明がシンプルすぎるものは選ばいようにしてください。
学校で習ってませんので、説明がしっかりされてないと内容が理解できません。
小5,小6と進める場合は、手元に教科書がありませんので、テキストの中身がとても大事になります。

小4算数の勉強法

学習内容と注意点(計算)

  • かけ算(ひっさん)3けた×3けた、4けた×2けたor3けた
  • 小数のかけ算 小数×整数
  • 小数のわり算 小数÷整数
  • 分数のたし算 分母が同じ
  • 四則混合

「小4になると算数が難しくなる」と言われる理由は、たし算、ひき算、かけ算、わり算、2つ以上の知識を使い分ける頻度が高くなることです。

中でも「2けたで割る”わり算”」は、つまずきやすいです。

学習指導要領では目標として

除法についての理解を深め,適切に用いることができるようにする。

を計算目標のトップにあげてます。4年の計算の山は「わり算」だと分かりますね。

さらに、こうも言ってます。

第4学年では,除法について除数が2位数までの計算が確実にできるようにすることが大切である。

※「除法」とはわり算、「除数(じょすう)」とは、割る数、A÷BでいいえばB、を指します。
【参考資料】小学校学習指導要領解説(算数編)

 

わり算自体は小3から習いますが、「15÷3」「25÷5」など九九が分かれば対応できるものばかりです。

あまりのでる計算も習いますが「35÷8」「56÷6」など、1けたで割る計算なので、九九の知識の延長上にあるレベルで、そこまで問題になりません。(ひき算ができるならば)

小4で習うわり算は、”1けた”ではなく”2けた”の数字で割ります。

「48÷16」「72÷24」など割り切れる計算と
「79÷13」「52÷15」など、あまりのでる計算をやります。

1けたなら九九の力でクリアできますが、”2けた”になるとできません。◀九九は1けたまでなので

2けた×1けたの計算で、「”答えのめぼし”をつける力」がとわれます。

例えば「48÷16」であれば、「16×○」として、○の中に1から9の数字をいれて、答えを探す作業になります。

九九がきちんと言えて、小4のわり算でつまづくのであれば、「2けた×1けた(小3の内容)」の習得度が低い可能性があります。

小3の教科書、計算ドリルで一度復習してみてください。

「わり算(ひっさん)2けた÷2けた、3けた÷2けた」はつまずきやすいので注意

分散学習で”検索の力”を強化

小学4年生は、「たし算、ひき算、かけ算、わり算の総まとめ」と文部科学省は位置づけています。
「検索の力」が強い子ほど、算数で有利になります。

 

算数の教科書もドリルも、ブロック単位に編集されてます。

同じ種類の計算を何度も繰り返し練習させることを前提に作られてます。

しかし、同じ単元ばかり練習するので、急に別の計算になると、「えーと、どんな方法だったけ、、と慌てることになります」←”検索の力”が低下

家庭学習では、新しくならう単元はブロック単位の繰り返し学習を推奨しますが、あわせて分散学習を取り入れることをオススメします。

分散学習とは、同じ10問をやるにしても、同じ単元で10問やるのではなく、単元を分散して1問ずつやらせる勉強法です。

前述の通り、小4の算数が難しくなるのは、これまで習った複数の計算方法を組み合わせる度合いが強くなるからです。

適度に計算の復習をさせると、思い出そうとして記憶の検索が始まります。

分散学習を繰り返すと知識が奥に埋もれるのを防げます。←”検索の力”の向上

 

小4の理想の勉強方法としては

すでにマスターしてる計算を10問、分散学習をさせる(ウォーミングアップ)
※計算ドリルから各単元1問をランダムに抽出すればok

すでに学習済みの単元からとします。小4だけでなく小3のドリルも使いましょう。

分散学習が終わったら、今学校でやってる単元をブロック学習させる。

この繰り返しで、計算力はみるみるあがっていきます。

「単元の分散学習(学習済み)×ブロック学習(新単元)」で算数の成績は伸びる

国語の勉強法については、以下のリンク先ページにまとめました。
【小学4年生】国語の勉強法。読解力をつける基礎を作ろう!

自分のために頑張る、誰かのために頑張る、どちらが正しいのか?

「自分のために頑張る」
「誰かの笑顔のために頑張る」

どちらも間違いではありません。

目標達成のコーチングで有名な原田隆史さんによると、自分と他者の両方を意識するのが良いようです。

実は夢や目標の達成に必要な要素とは、「自分自身に対する目に見える夢や目標」と「他者や社会に対する目に見えない夢や目標」があり、この2つがあって初めて相乗効果を生み出すからです。『一流の達成力』より

 

注意してほしいのは「~したらママ嬉しいな(≧∇≦)b」と子どもを誘導することです。

親が喜んでくれたら
自分もうれしい♪

これは子どもの素直な感情です。

ただ、親の都合で悪用してはいけません。

やりすぎると、親の顔色ばかりを気にする子に育ちます。

自分のやりたいことではなく、親を基準に行動を選びます。

  • 保護者に嫌われたくない、悲しませたくない想いが空回りして、泣いたり怒ったりする
  • 自分が本当はなにをしたいのかがよく分からないまま大人になる

親の思うがままに子を動かす魔法のコトバと勘違いすると、あとから痛い目にあいます。

テストの結果をどう受け止めるか?

テストで90~100点であれば良しとするのか?
どこで線を引くのか決めておきましょう。

ボーダーラインは各家庭が決めることです。
外部の人間がどやかく言うことでないので発言は控えます。

「中学受験をさせるか」は線引きの重要な決め手になるでしょう。
全国規模で転勤する可能性があるなら、数年先をみすえた子どもの学習プランをねらないといけません。

北海道と東京都では全然違います。

 

転勤で引っ越してきたんだけど、子どもが授業についていけなくて困っている、、、という塾への問い合わせは多いです。

特に小学生は進度がバラバラなので、転校先との打ち合わせは必須です。
習ってない部分は引っ越す前に教えないといけません。

 

 

子どもの理解度を把握している親なら、慌てずに対応できます。

ふだんから学校であったことを気軽に話せる関係を作っておきましょう。

 

親が言わなくても子どもから学校の話をする家庭もあるでしょう。
でも油断しないでください。
「勉強が分からない」と自分から言う子はいません。

親の軽はずみな発言が子を追いつめる

子どもの行動基準は「親が喜ぶかどうか」です。学校であったことを話すかどうか? までも。

「がい数」が良くわからない。。。

なんて口にしたらお母さんが悲しむ。
(話すのはやめよう)というケースもあるのです。

 

低い点数はとれないからカンニングする子もいます。
怒られるのが怖いのではなくて、悲しませたくないからするのです。

「~したらママ(パパ)嬉しいな」、何気ない一言が子どもにプレッシャーを与えます。

 

小学4年生の学習レベルの上がり方は、1~3年生と比較になりません。

今まで以上に話しあえる信頼関係の構築と現状把握が必要です。

夫は妻を1番に愛し、子どもを2番目に愛する。このぐらいがちょうど良い

子育てに正解はありません。自分が親に育てられたように接しても、同じようにいきません。

子どもを自分の作品と考えてしまう人がいます
(特に男性)。面と向かって奥さんには言わないでしょうが。

 

思うままに支配できると勘違いしてる間は良いのですが、一度でも糸がプツンと切れてしまうと子育てを放棄する父親もいます。

 

「~したらパパ嬉しいな」なんてフレーズを使いやすいので注意してください。
子どもは親の鏡です。良いことも悪いこともマネします。

親の思い通りには育ちません。
早い段階からコーチングの姿勢で子育てするほうが、保護者と子ども、双方にとって幸せです。

 

子はいつか親から離れます。夫婦の絆を一番にしてください。
極論を申し上げますが、夫婦は互いを世界で一番に愛し、二番目に子供を愛すべきなのです。

 

何かしらの理由で、シングルマザー、シングルファーザーとして子育てされてる方も多いと思います。

その場合は、保護者が、自分の人生を楽しんでる、つまり「自分が1番、子供が2番」という姿勢で接してください。

 

家庭環境に関係なく、「子どもを2番」にすることで、保護者のプレッシャーを感じることなく、子どもは自由に成長できます。

 

まとめ

  • 小学4年生になると学習内容のレベルが上がる
  • 子どもの理解度を保護者が把握してることが重要
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