小中学生の子育てナビ

小学生、中学生の保護者向けに、学力を伸ばす方法、子どもへの接し方を解説します。勉強に親がどうかかわるべきか、家で勉強しない、家庭学習を習慣化させたい、朝起きなくて困ってる。個別指導塾15年間の経験から解決法を教えます

英語の教科書ガイドの使い方|予習、復習、高校入試に役立てる

中学生の保護者向けに、英語の教科書ガイドの使い方を解説します。(中学生本人が読んでもokです。)

ただ、単語や本文の訳を写すために使うのは、モッタイナイ。

1冊2,000円ぐらいしますから。

定期テストだけでなく、高校入試につながる勉強法を教えます。

(この記事は2018年5月11日に更新されました)



英語の教科書ガイドは

・本文訳
・単語の意味、読み方
・文法の解説
・例題の回答

大きくこの4つを知るために使います。

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開隆堂版 完全準拠サンシャイン中3

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※中身を直接みせると著作権侵害になりますので、画像を編集してあります。


教科書ガイドは授業の予習、復習、どちらにも使えます。


子どもの学力をつけるのに、重要なのは予習よりも復習です。

なので予習として教科書ガイドを使う目的は、「ムダな時間を省くため」とお考えください。

辞書で英単語を調べる時間を省略するために使うという感覚です。



授業の復習

復習1:音読を最低10回

復習2:スラッシュリーディング

「返り読み」ではなく「スラッシュリーディング」で復習させます。


例えば

Ken likes an apple.

という英文があるとします。


日本語になおすと

「Ken=ケン」「likes =好き」「an apple=リンゴ」

ですから

「ケンはリンゴが好きです」となります。


ここで注目していただきたいのは、英語と日本語の順番が違うということです。

英語の語順のままで日本語になおすと

「ケンは/好き/リンゴが」となります。

これでは文法的にまずいので、順番をいれかえて訳すわけです。

これを「返り読み」と読んでます。



例文ぐらいの長さであれば、どの読み方をしてもさほど影響はありません。

ただ高校入試、大学入試、英検、TOEICなど、子どもが将来かかわるであろう英語の問題では、足をひっぱる要因になりかねません。


「返り読み」の最大のデメリットは、時間がかかることです。

英語の試験とは、制限時間内に正解を導くことです。

大量の英文を短時間で読まないといけません。

英語の語順をいれかえて、日本語になおす分だけ時間をムダにしてしまいます。

1文だけなら良いですが、何十の英文に同じことをやるとチリツモで相当な時間になります。



もちろん、英文を日本語になおす問題は返り読みしないといけません。

しかし和訳問題は全体の数%しかありません。

英検やTOEICはマークシートなので、和訳問題は1問もでません。

入試で和訳がでたら、そのときだけ返り読みするようにさせてください。


ふだんは、英語の順番で訳していくこと。


Ken likes an apple.


Ken /likes /an apple.と考えて「ケンは/好きです/リンゴ」

という風に訳す練習をさせてほしいのです。




その練習に英語の教科書ガイドはとても役立ちます。


ガイドには「和訳文」のほかに、「英語の順番のままの日本語訳」が掲載されてます

これを利用して、英語を前から訳すトレーニングを、ふだんの学習でやらせてほしいのです。


Ken /likes /an apple.と考えて「ケンは/好きです/リンゴ」


このような読み方を「スラッシュリーディング」と呼ぶことがあります。


この読み方のメリットは、「英語の読み」だけでなく「リスニング」を強化できることです。



英語の放送問題はを解くとき、子どもは耳だけで英語を訳さないといけません。

つまり、英語の順番を、日本語の順番になおしすことができないのです。

耳に聞こえてきた順番のままで、理解していかないといけません。

スラッシュリーディングは、英語の順番で理解していきますから、聞き取り問題にも十分に効果を発揮します。


返り読みをしないで、英語を前から訳していくのに慣れてきたら、次は日本語に直さなくても良いものは英語のまま理解させるようにしてください。

例えば、「apple」なら「リンゴ」と日本語になさなくても、りんごの絵が頭に浮かぶなら、そのままで理解させてほしいのです。


Ken /likes /an apple.⇒「ケンは/好きです/an apple」

というイメージです。

こうすることで、さらに英文を読むスピードが上がります。


英語を速く読むといえば、速読術を想像されるかたもおられます。

今回話してる内容は速読術ではありません。

ネイティブは英文をとらえる感覚で、理解しましょう
という当たり前の話をしてるだけです。


スラッシュリーディングは中1,中2、中3,高1,、、
と学年が上がるに連れて効果を発揮します。

できることなら、英文が短くて易しい段階から、返り読みをしないでスラッシュリーディングで練習させたほうが、あとあと苦労しないで済みます。


中学生用のスラッシュリーディングの例文「This is my desk(これは/です/私の/机)」

↑教科書ガイドには、このように本文と日本語訳が掲載されてます。


中学生用のスラッシュリーディングのやり方。例文「This is my desk」の日本語部分(これは/です/私の/机)を全て隠す

全ての日本語訳を隠します。

中学生用のスラッシュリーディングのやり方。例文「This is my desk」の日本語部分「これは」以外の(です/私の/机)を隠す

左から順番に、1個ずつ日本語訳をあてはめていきます。

中学生用のスラッシュリーディングのやり方。例文「This is my desk」の日本語部分「これは」「です」以外の(私の/机)を隠す

中学生用のスラッシュリーディングのやり方。例文「This is my desk」の日本語部分「これは」「です」「私の」以外の(机)を隠す

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日本語訳を隠すときは定規や下敷きを利用すると良いでしょう。

道具を使うのは面倒なら指で1単語分を隠しながら右にスライドさせていくのでもokです。

1単語分の日本語を隠すだけでは、他が見えてしまうのではと心配するかもしれません。

やってみると分かりますが、意外に見えません。



常に1単語ずつ訳さなくて良いです。

中学生用のスラッシュリーディングの例文2「I've just found something interesting.(私はちょうど見つけたところです/何かおもしろいことを)」

教科書ガイドには、↑のように複数の単語でひとくくりしてる文もあります。

その場合は、、、

中学生用のスラッシュリーディングのやり方2。例文「I've just found something interesting.」の日本語部分を全て隠す。

中学生用のスラッシュリーディングのやり方2。例文「I've just found something interesting.」の日本語部分(私はちょうど見つけたところです)以外の(何かおもしろいことを)を隠す

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という風に、スラッシュリーディングをさせてください。


複数の単語でひとくくりにする場合は、そこはテストに出やすいです。

なぜなら文法的なポイントがあるからです。

「I've just found」は現在完了形の使い方、「have+過去分詞」、および「just」の位置がポイント

「something interesting」は、名詞と形容詞の位置の逆転がポイントです。


通常は「形容詞+名詞」という位置関係です。例えば「a big tree」

しかし、代名詞somethingは修飾語を後ろにとります。

つまり「名詞+形容詞」の語順にしないとバツになります。


常に1単語ずつ訳すのではなく、教科書ガイドの指示に従って訳してください。

そうすることで、自然にテストにでやすい勘所も分かるようになります。




★スラッシュリーティングに慣れてきたら


復習3:教科書本文の前置詞をチェックする

at,in,on.of,about、withなどの前置詞は、定期テストでは穴埋め問題になることがあります。

どの前置詞がでても良いようにしておきましょう。


イディオム(熟語)の前置詞はセットで覚えましょう。

例)That's for sure (確かにその通り)

※本文に含まれる新出イディオムは、教科書ガイドの「単語 熟語」のコーナーにまとめられてます。


イディオムに含まれない、教科書本文にでてくる前置詞は、丸暗記しようとせず、文のなかでの役割(前置詞のイメージ)を意識すると記憶に残りやすくなります。



復習4:指示語のチェック

「あれ、それ、これ」などの指示代名詞が、本文で具体的になにを指すのかをチェックしておきましょう。

教科書ガイドで説明されてます。






★高校入試対策

高校入試の傾向のそった模試をうけるさいは、教科書の何ページまでが範囲になるかを確認してください。

そして前学年の内容を含めて、単語(熟語、アクセント、発音を含む)、英文法の復習に教科書ガイドを利用してください。



模試では長文問題が出題されますが、範囲内の単語と英文法しか使えないルールになってます。

なので教科書をしっかり復習しておけば、全く英文の意味がわからない。。。ということにはなりません。

英文法のポイントを教科書ガイドで確認したら、該当部分の演習を、学校で配布されてるワークで演習しましょう。

勉強法は定期テストと基本は同じですが、ポイントは「テスト範囲があるようでない」ということです。

模試を受ける時点までに習ってる英単語と英文法が全て範囲になります。

定期テストではメインになる英文法は数個しかありません。しかし模試になると、全てが範囲になりますので、効率よく知識を脳から引き出せるまでの復習をしておかないと制限時間内にはとけません。




授業の予習


学校の勉強には、意味があるもの、ないものがあります。


英語の場合、単語を調べたり、本文の日本語訳を何時間もかけて考えるのは時間のムダです。

「ムダ」とは言い過ぎかもしれませんが、成績アップに直結することではありません。

そこに時間をかけるなら、音読やスラッシュリーディング、英単語と日本語を交互に確認するなどしたほうが時間の有効活用になります。

とはいえ、学校の宿題をやらないと、今度は提出点が引かれてしまいます。

なので、教科書ガイドで、意味が薄い宿題をできるだけ手短に済ませる。

これが教科書ガイドの予習としての正しい使い方です。



予習で使うときの注意点があります。

教科書ガイドのきれいな日本語をそのまま先生の前で回答すると、やや不自然です。

なので、授業中にあてられたときは、少しだけ訳を自分流にアレンジさせてください。


コツとしては、教科書ガイドの訳をノートに書いておいて、あてられたら訳をみて、ノートを閉じる。

あとは残ってる記憶で訳すと、きれいすぎない中学生らしい日本語訳になります。



前学年の復習が定期テストの得点アップの秘訣!

https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2I116I+4UHT2I+3AQG+6AZAP

定期テストの範囲に前学年の内容が含まれることは、ほぼありません。
ただ、英語や数学のような積み上げ教科は、前学年の内容が理解できてることが前提です。

スタディサプリは学年をまたいで勉強できるので、予習、復習、自由に使えます。
中学だけでなく小学生の内容まで戻って勉強できます。(数学が苦手な子に有効です)

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