小中学生の子育てナビ

小学生、中学生の保護者向けに、学力を伸ばす方法、子どもへの接し方を解説します。勉強に親がどうかかわるべきか、家で勉強しない、家庭学習を習慣化させたい、朝起きなくて困ってる。個別指導塾15年間の経験から解決法を教えます

中学入学準備の勉強は必要!心構え、総復習、先取り学習を解説

「中学入学準備の勉強」について悩んでる保護者向けの記事です。

いまのうちに遊ばせておきたい気持ちもあるけど、
今から高校入試を意識して勉強させないと。。。

と気持ちが揺れてるかもしれません。

個別指導塾で小中高生を15年間みてきた経験から、中学に入学する前の「勉強」をテーマに話します。

小6の3月~春休みの期間を想定して解説します。


中学入学の準備に焦ってはいけない

結論から言いますと、どのレベルの子でも
中学入学準備としての勉強は必要です。

それは小学生の総復習、中学校の先取り学習
両方の意味合いです。

「準備」といえば、「予習(特に英語)」と思いがちですが、
7:3の割合で「小学校の総復習」が大事です。

なぜなら中学で習う内容は、小学校で勉強した基礎の上に成り立ってるからです。


ただ、この時期に保護者が焦って鬼のように勉強させたり
いやいや塾に通わせるのはNGです。

入学するまえから「中学」のイメージが悪くなります。

公立上位の高校と内申点について教える

将来、公立高校を受験させる保護者は、この時期に軽く高校について教えてあげてください。

「高校とは何ぞや」という話はいりません。まだ中学校にする行ってませんから。

話しておいてほしいのは、、、、


・地域で偏差値が高い学校の名前(トップ3まで)

・どうしたらその高校に入れるのか?

この2つだけでokです。





小学生の子どもにとって、高校と言われてもピンときません(兄弟がいるなら別ですが)

じゃあ、どんなことに関心をもつかといえば、「頭がよい学校はどこか」です。

子どもはランキングが好きなので、興味をもってくれます。


頭の良い子とか、勉強が好きな子じゃなくても、興味をもってくれます。

うちの子はそんなの関係ないし。。。と保護者が決めるのではなく
とりあえず教えてあげてください。

1位は○○高校で、2位は△△高校、3位は■■高校

「地域名+高校+偏差値」でインターネットで調べればすぐ分ります。



さらに、地域の高校入試のルールも、ざっくりと教えてあげてください。

基本的には「内申点(ふだんの成績)+当日点」で決まります。

大事なのは、当時がんばっただけではダメだということを教えるのです。

内申点が悪い、つまりふだんのテストで良い点数をとらないと受けることさえ出来ない。

そこをしっかり教えることで、中学生になる心構えをつけるのです。







中学入学前の「勉強」について


前提として、中学最初の定期テストで高得点をとることを目標とします。

最初のテストはとても重要です。

子どもたちにとって期末テストは未知なるものですから、最初にとった点数が3年間の基準点になります。


もし90点とった子が、次のテストで80点をとったとします。

すると前のテストと比べて10点低いですから、3回目のテストはめちゃくちゃ勉強します。

90点を一度とってるので、戻さないと気持ちが悪くなる、1回とってるという自信がそうさせるのです。

中学最初のテストは範囲が狭いです。なぜならゴールデンウィークが終わるまでは、先生も気を使って進度を遅くするからです。

つまり一番点数がとらせやすい最初のテストで、実力以上の点数をとらせることが大事です。そうすれば、2回目のテストで範囲が広くなっても対応できるようになります。

公立上位の高校を目指すなら、450点を目標にしてください。






まずは小学校の内容で、中学に即影響する分野をチェックします。

本当は総復習として、全てやってしまうのが良いのです。
今回は優先順位をつけて小学の復習をする流れで解説します。


最優先事項は「国語力」です。

これなくして、中学の定期テストで高得点、公立の上位校合格はムリです。

国語は全ての教科の基礎土台です。具体的には語彙と読解力です。


中学生になると、ほとんどの家庭が国語を後回しにします。

英語と数学ばかりを気にするんですね。

たしかに、お気持ちは分かるのですが、そこを気にしてる間に別の傷口が開いてるという場合があるんですね。



語彙とは漢字の読み書き、慣用句です。

高校入試で出題される漢字が小学校で習うものが大半の地域もあります。

それぐらい重要です。


「読解力」の恐ろしさは、保護者が気づいてあげられないことが多いことです。

小学校の国語のテストでは、本当に読解力があるのかは分かりません。

教科書以外の問題で、どのくらい解けるかが大事です。

中3になって学力テストで国語が全然とれなくて、「もしかして、うちの子、読解力ない?」と気づくことが多いです。


読解力とは文章の構造(論理展開)を見抜ける力、もっといえばポイントを理解できる力です。

語彙や読解力があれば、どの教科の先生の話しも聞けるし、分からないことを言葉にして質問できます。

逆に語彙や読解力がなければ、授業の意味もわからないし、分からないところがわからないという不幸な状態になってしまいます。

理社は後からでも挽回できます。中学入学まで時間がないないなら国語一択でもかまいません。今しか勉強する機会がないと思って、しっかりやらせてください。


算数の復習は計算中心

時間がなければ、たし算、ひき算、わり算、かけ算、分数、小数

の基本計算ができるかを確認してください。


中学1年の数学の最初は、xとYを使った基本計算です。

そもそも小学生で習う計算ができないと、中学では文字が入ってくるので
さっぱり分からなくなります。

夏休み前までを想定すると、基本計算だけでなく文章題まで復習しておきたところです。


文字式が終わると、比例反比例にはいります。ここでも計算力がいきてくるので、しっかり復習しておいてください。

分数ができない子は反比例もできません。進度的には比例反比例は最初の定期テストの範囲になる可能性は低いので、小学生の比例の復習は後回しでも良いです(時間がなければ)

中学英語の先取り

英単語と英文法の習得をできるだけ進めておくと楽です。

具体的な勉強法が別記事にまとめてるので興味のある方はチェックしてみてください。

中学英語の先取り学習|子どもが小学生のうちにできる勉強法⇒


理科、社会科は時間に余裕があれば復習をさせてください。