小中学生の子育てナビ

小学生、中学生の保護者向けに、学力を伸ばす方法、子どもへの接し方を解説します。勉強に親がどうかかわるべきか、家で勉強しない、家庭学習を習慣化させたい、朝起きなくて困ってる。個別指導塾15年間の経験から解決法を教えます

中学1、2年の復習|受験と内申点アップのために親ができること

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中3になると内申点と受験、両方の対策が必要です。

どちらも中学1、2年の基礎がないと対応できません。

今回は、保護者に向けて総復習のやらせ方について解説します。



子どもに中1~2年の復習をやらせるチャンスは2回あります。


期間は短いですが「春休み」そして「夏休み」

「冬休み」は大晦日やお正月、インフルエンザが流行るなど、なにがあるか分かりません。


仮に全期間を勉強にあてられるとしても、中1と中2の復習だけに時間はさけません。

なぜなら中3の復習が必要ですし、定期テスト(学年末)の勉強もしないといけません。

冬休みはあてにしないほうが良いです。


この記事をご覧になられてるのが、春休み前の2~3月であれば、下のリンク先の記事もあわせて読むと効果的です。

春休みの復習だけで間に合う?中学生の子どもがいるなら3月の使い方は大事⇒




中3直前、春休みの総復習

約1週間と短いですが、学校の授業はストップしてますので復習に集中できる貴重な
時期です。

数学の復習

まずは計算がしっかりできるかを確認します。
各学年の教科書の前半の計算問題をスムーズに解けるかです。


計算よりも苦手な分野に手をつけたくなるかもしれません。
ただ、計算は全ての分野の基礎になります。

さらにいえば、中3の4~5月に習う内容は、中1と中2の同じ時期に勉強してる計算ができる前提で進みます。


つまり春休みに中1と中2の計算の総復習をすることは、高校入試に備えるだけでなく、中3最初の定期テストの点数、内申点にもつながるということです。


スピードにこだわる必要はありません。確実にとけるようにしてください。

ちなみに、子どもの「数字の書き方」、それと「エックス」と「ワイ」の書き方もチェックしておきましょう。


中学校の先生は○にしても、高校入試では、意味不明な文字として処理されるかもしれません。

高校入試の採点は、中学校ではなく高校の先生が行います。


参考リンク:
数学のテストで30点以下の中学生の子どもに親が50点とらせる方法⇒

中学生の子供に小学校の復習させたい保護者におすすめの教材⇒



英語の復習

英文法と英単語の総復習を行います。

子どもの成績が1~3なら、英単語の総復習をしてください。

単語と文法を並行して対策するのは効率が悪いです。
極端にいえば春休みは、英単語の習得だけに集中してもかまいません。


中学生の英語は、単語さえ分かれば何とかなる問題が多いです。

英単語は、
(1)意味が分かる(2)書ける(3)読める

この3つを1単語ごとにできるようにするのが最終目標です。
ただ、英語が苦手な子どもに、(1)~(3)を一気にやらせるのは効率が悪いです。

まず、(1)だけに集中してください。
英単語をみて、その意味が分かれば合格とします。

英単語をおぼえるさいは、じっと見てるよりも、声にだしたほうが記憶に残りやすいです。

意味と発音を何回もやらせてください。



そのさいは、覚えるというより、単語を確認させるイメージで進めてください。

暗記するまで、次の単語にいかないようにすると時間だけが過ぎ去っていきます。

覚えようと音読はするけど、覚えてなくて良い
そんな軽い気持ちでやらせたほうが本人も気楽に勉強できます。

そのかわり、単語との接触回数を多くしてください。


つまり春休みを7日間としてに300個の単語をチェックするなら、単純に300÷7で1日分にしないでということです。

理想としては1日100個で回します。


理想は、、、、

〈英単語1周目〉
1日目:1~100
2日目:101~200
3日目:201~300

〈英単語2周目〉
4日目:1~100
5日目:101~200
6日目:201~300

〈英単語3周目〉
7日目:1~300

がおすすめです。


やる気があれば、、

〈英単語1周目〉
1日目:1~100
2日目:101~200
3日目:201~300

〈英単語2周目〉
4日目:1~150
5日目:151~300

〈英単語3周目〉
6日目:1~300

〈英単語4周目〉
7日目:1~300

というプランもおすすめです。


覚えようとさせず、単語にふれる機会を増やしてください。

前日の復習をさせるかどうかですが、わたしはいらないと考えてます。


なぜなら、覚えてないと凹むからです。

いくら「覚えなくていいんだよ。読むだけでいいんだよ」と言っても、本当に頭に残ってないと凹む子が多いです。


春休みは短いですから、中途半端に文法にはふれず、英単語だけに集中させたほうが次につながる勉強になります。

中1と中2で習う英単語がわかれば、中3の教科書の意味もなんとなく分かるようになります。


「あれ、この単語の意味は知ってるぞ」という機会が増えるほど、春休みに頑張った効果だと本人が自覚するようになります。

すると、努力すれば報われると実感しますので、定期テストや夏休みに意欲的に勉強できるようになります。



春休みの段階では「意味」と「読み方」がわかればokです。

テストや入試では記述もありますが、そこを気にするレベルではまだありません。

ちなみに「読み方」がなぜ大事なのかといえば、放送問題に強くなるからです。


地方によりますが、定期テスト、高校入試、ともに放送問題に10点以上は配点されてるはずです。
英語が苦手な子でも放送問題で点数を稼ぐことは簡単です。

高校受験なら、冬休みに放送問題の練習をすればすぐにコツをつかめます。
ただ英単語の読み方が分からないと、テクニックだけでは厳しいので注意してください。

お住いの公立高校の過去問をみれば、放送問題が何点分あるかが分ります。



教材は教科書でもかまいませんが、できれば英単語帳を用意してあげると良いでしょう。

本来であれば、学校で一度勉強してる教科書の英単語をやるのが一番よいです。

ただ、読み方がのってなかったり、意味も後ろをみないと確認できません。


なら覚えるために特化した英単語帳のほうが勉強の効率はあがります。

本屋さんにいって本人の好きなものを選ばせるのが一番よいです。

中学3年分がのっていて、できてば学年別になってるものが良いです。


【学年別に編集されてる単語帳】

・中学英単語MAX2400 (シグマベスト)

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参考リンク:
中学2年生の子どもに英単語を暗記させたい親がやるべきこと⇒




学校の英語の成績が4~5であれば、ひとつでも多くの例文を暗記させてください。

4~5のレベルであれば、ある程度の文法問題には対処できるのですが、英作文だけでは最後まで苦手、、、という子が多いです。

苦手意識をもってしまうと、自分で自分を洗脳してしまい、泥沼にはまる子もでてきます。

なので春休みの間に、「英作文=英借文」であることを認識させるべきです。

ゼロから英文を作るのではなく、知ってる例文の一部を変えて答えさせるのです。

覚える英文は、教科書でもかまいませんし、学校で使用してるワークでもかまいません。


教科書を使う場合は、本文をまるまる暗記しようとしなくて良いです。

英文法のポイントが入ってる例文を覚えていきましょう。(チェックポイントとして掲載されてます)



社会科の復習

中学の社会科は「地理」と「歴史」そして「公民」で構成されてます。

中3から「公民」に入るので、現時点では除外します。



地理と歴史

どう復習するかですが、まずは子どもの分析をしてください。

春休みは短いですから、次につながる勉強をさせることが大事です。


一般的には苦手なほうを集中してやらせます。

わたしは好きなほう、得意なほうを伸ばしてあげるほうが、得るものが大きいと感じてます。


つまり、歴史が好き、得意なのであれば、その勉強だけをさせてあげる。

それが学力テスト、模試などの点数に反映されれば武器になります。

入試は時間がたつほど焦りや孤独との戦いになります。

そんなときに、すがれる武器があれば、子どもの心理的な負担を軽くできます。

春休みは、苦手なものより得意なものを伸ばすのが社会科は効果的です。


参考リンク:

中学生の歴史の勉強を親が見る|年号は暗記させたほうがいい?⇒

中学生の社会科を早めに対策するメリット|高校入試で得点源にする⇒

中学社会科(歴史)の成績アップ法|親が子どもに教えるなら⇒

中学生に歴史の勉強方法を親が教えるなら因果関係に注目させてください⇒






理科の復習

理科は、暗記ですむ問題と、頭を使う問題があります。

春休み中は、暗記を中心にすすめるのが効率的です。

短期間に集中して覚えたものはすぐ忘れます。なので長期目線でくり返しやらないと高校入試では使い物になりません。

春休みに理科の苦手な計算ばかりをやってると暗記がおろそかになります。

逆に春に暗記に集中して、期間の長い夏休みに苦手な計算と暗記を並行させればどうでしょう?

暗記と春と夏、2回やれますので、より記憶に残る可能性が高くなります。

・勉強法は教科書の太文字を暗記用マーカーで隠して覚える
・学校のワークブックで覚えたかをチェックする

この2つを繰り返せばokです。

学校のワークブックはすでに書きまれてると思います。紙で隠せば使えますが、それがいやな子は、テキストを本屋さんで買ってあげてください。


国語の復習


高校入試対策といえば、国語は後回しにされがちです。

ただ、できないと命取りになる教科が国語です。


とはいえ、春休みは短いので、英数理社に集中させるのも戦略的にアリだと考えます。

その変わり、保護者は子どもがどの程度の国語力をもってるかは少しずつで良いので把握するようにしてください。

読解力がないと、国語の点数だけでなく数学にも影響してきます。(文章題の意味がわからないなど)


参考リンク:

高校入試の国語で点数アップさせるには。漢字→説明文→物語がおすすめ⇒

高校入試の国語で数点アップさせる方法。娘や息子の受験が心配な保護者へ⇒

中学生に本を読ませるには?「全部読まなくていい」「年収が高くなる」と教えるだけ⇒



・中3夏休みの総復習

2018年6月公開予定


関連リンク
www.childcarenabi.com